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『相当おぼつか無げに』!

久しぶりの仕事の旅。
彦根に行った。
宿は常宿のホテル。主催者がとってくれている。
朝食のバイキングは常に一番乗り。
昨日の朝、ちょっと空いていた朝食会場。
お盆の小皿におかずを取りのせて、しかもなんども往復。
そのおぼつかない様子に見かねたのであろうか女子従業員が私のテーブルに
『味噌汁』と『お茶』を運んでくれた。
よほど『モタモタ』に見えたのであろう?あるいは
まだ空いていたせいでもあろうか!
こんなことは初めて。
仕事用のスーツ、靴、など大きな『ダンボール』に詰めてフロントから送ろうとして、運搬のために『台車』を借りてさてその荷物を載せようとかがんだが、持てない。その時たまたま通りかかった『青年』がこれも見かねて台車にのせてくれた。
助かった。
思わず『学生さんですか?』と尋ねると『いいえ、35歳です』と答えてくれた。
思えばどうやら相当『衰えた高齢者』に見えたのであろうか。
『ありがたい』と思いつつ己の見かけを『納得』した『朝』であった。

『我もまた世の人々に助けられ』
『いつかまた行く旅の空』

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