越中八尾の『風の盆』!
今日九月二日からは越中おわら八尾の『風の盆』。
映画やテレビでしか見たことはないが哀愁帯びた滲み入るような盆踊り。
五木寛之さんが『小説』に書き、石川さゆりさんや菅原洋一さん1多くの歌手たちが歌った『盆祭り』だ。
残念ながら一度も本踊りを実際に見てはいないが、一度は見てみたいと思った『風の盆』だ。
時期を外れた折に一度だけ『講演』の仕事で『八尾』に行ったことがある。街の人がこの通りを『流し踊りで通るのですよ』と教えてくれた。思わず思い浮かべてみたが朧でしかなかった。
『胡弓』が奏でる民謡『越中おわら節』の旋律も実にいい。
『歌われよ〜わしゃ囃す』が耳に残っている。
もはや実際に見物することは難しいのだろうがせめて今宵あたりテレビ報道ででも体感してみたいものだ。
北陸は台風の余波で今日も雨模様という予報だが踊りに始まる頃には止んで欲しいものだ。夜明けの『払暁』の頃が『風の盆』は最高潮なのだそうだ。
ものがないさが一段と増すらしい。