『川上作戦』!
このところ東京都内へ行く機会がないので都知事選の様相を実感することもできないしテレビ報道で垣間見るだけだ。
小池候補は最初から『島』や『辺地』行脚から選挙戦を始めている。
『人口の少ないところからの遊説』を『川上作戦』と称するらしい。
田中角栄さんが実践し小沢一郎さんが継承した古典的『選挙戦』。例えば『みかん箱』か『りんご箱』に載っての『演説』。聴衆は少ないが映像効果は十分すぎる。『こんなところまで来てくれたのか』の選挙民の思いがやがて『川下』の『大都市』へとひたひたと流れていくのだ。
結果はわからぬが受けて立つ小池候補が古典的手法を優先しているところに選挙の『極意』をみる感じがする。
ともあれ選択するのは『都民有権者』だ。当方としては関心を持ちつつゆるりと『観戦』することにしよう。選挙戦もあと十日ほどだ。
マスコミ取材も『4人』に限定するのではなく他の候補の『選挙戦』も可能なら報道してほしいものだ。やや『差別感』濃厚なり!