久々の『末廣亭』!
昨日20年ぶりくらいの新宿末広亭に行った。
昼席の『とり』というか『上席』を務める初音家左京師匠からの案内状が来ていたからだ。
寄席は大方10日間ずつ。機会を逃すと行きそびれてしまう。
度々の案内状にも答えられなかったので思い切って昨日の寒い雨の中行った。新宿も久しぶりで出口に戸惑った。
以前は『小田急線西口改札口』から『JR東口』に抜けられたがそれができず元に戻ったりして往生難儀した。
昼席も少し遅れて入場したのだが登場の『噺家』はほとんど知らない方ばかりだった。
『義理』の『お目当て』は左京師匠だけなので『取り』に登場された師匠の『らくだ』を聴いて帰って来た。
雨の中『夜席』の入場を待つお客で末廣亭前はいっぱいだった。
『笑う角には』なんとやらというがこの世知辛い世の中だがせめてひとときなりと『笑って』過ごそうというのであろうか。
健気というかいじらしいというかされどこれが『庶民』の暮らし方だと思った。
昔馴染んだ『新宿』も遥かな『異邦の街』のようであった。
何度も行った『小田急デパート』ももうなかった。
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