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『水戸黄門』!

娘のピアノ伴奏で『水戸黄門』の主題歌『ああ人生に涙あり』を初めて歌ってみた。
山上路夫作詞
木下忠司作曲
里見浩太朗さんと横内正さん歌唱の昭和44年の作品だ。私らが尾道から青森に転勤した頃だ。娘はまだ1歳の頃。
この時代劇は今でも再放送されている。
この曲がいいと思ったのは3年ほど前の『座間市の日本歌曲コンクール』の折。参加者のバリトンの男性がこの楽曲を歌唱した。クラシック風に歌ってもいい曲だなと思ったのだ。

作詞の山上路夫さんは他に『翼をください』などの作品も手がけている。
作曲家の木下忠司さんは映画監督の木下恵介さんの実弟。他には『カルメン故郷に帰る』や『喜びも悲しみも幾歳月』などを作曲されている。
山上さんとはかつて名古屋で佐藤宗之さんと3人で酒席を共にした事がある。

歌にはその曲自体よりむしろ付随した様々な思い出がくっついている。
『ああ人生に涙あり』もそんな曲のひとつかも知れない。
『歌は思い出に寄り添い思い出が歌に寄り添う』と言う中西龍さんの名文句が浮かぶ。

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