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『懐かしいやら寂しいやら』〜再放送〜

見るともなしに、
時間潰しに『再放送ドラマ』を見ることが多い。
とりわけ『BS』は各局とも『再訪放送』が多い。
無論再放送とはいえ始めて見るドラマもあるが中には以前リアルタイムで見ていたドラマもある。
するとそこには『役者さん』がその時のまま元気に登場する。
しかしその役者さんはそのドラマの後しばらくして他界されていたりもする。
元気な姿を見るたびに『ああ!』と思う。
『懐かしく且つ寂しく思い』出す。
『あんなに元気だった』のにと。
時の流れは待ったなし。ある意味残酷でもある。
恐らく思いだす『その時』と言うのは『その頃の役者さん』のことであると同時に『その頃の自分自身』のことなのではあるまいか。

その頃私も元気であちらこちらと旅していたなと言う『感慨』。
今はひたすら眺めている自分との流れた『時間の距離』を密かに測っているのかも知れない。
今朝は『蟹江敬三さん』の元気な姿を懐かしくそして寂しく観た。
あれから何年お歳月が流れたと言うのだろうか?

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