わらべ歌『うさぎ』!
『うさぎ』は『古謡』である。
『うさぎうさぎ
なにみてはねる
十五夜お月様
みてはねる』。
明治25年に初めて小学校の『唱歌』として登場したという。
ただしその頃は『なにみて』ではなく『なにをみて』と歌われていたそうな。それが私の生まれた昭和16年に『なにみて』になったらしい。
いつものように娘のピアノ伴奏で歌ってみたが『なにをみてはねる』の方が『わらべ歌風』に思えた。
うさぎは『満月』をみて喜んで『跳ねているうち』に『満月』にまで『飛んで行った』のかもしれない。それで今でも『満月』には『うさぎ』の姿が見えるのだ。
ところでこの『うさぎ』というわらべ歌は『都節』音階でできている。
普通は『ドレミファソラシ』の『7音階』だが『都節』音階は『ドレファソラ』の5音階。『レとラ』が『半音下げ』で成り立っている。。
『和の旋律』の『特徴』である。
『ネンネコシャッシャリマセ』の『子守唄』も『都節音階』だ。
この5音勝手に演奏するとたちどころに『和の世界』となる。
お聞きいただくと幸いだ。