『階段』！

四谷怪談は『夏』の『定番』だが家のなかの『階段』は一年中。
高齢者には『怪談』より怖い。
十日ほど前に家の階段の二・三段のところから足を踏み外したかみさん。
幸い『骨』に異常もなく『骨折』『入院』までには至らなかったが当初医師から『痛み』は『３・4日』と聞いていたがもう１０日以上経つのに一向に痛みは治らないようで日々の生活にも難儀しているようだ。
寝返りもできないしあれこれと大変だ。
それでも３度３度の食事を用意してくれていて申し訳ないのだがせいぜい『インスタントラーメン』くらいしかできぬ私としては『役に立ちよう』もない。
このところ朝の日課であった『枯れ葉掃除』ももはや落ちる『葉っぱ』もなくなり失業状態。あればあれで『腰』が痛く苦労したがなくなればいささか寂しくもある。

さて『階段』。一日に何度も『のぼり下り』せねばならぬが『しっかり』『ゆっくり』『確実に』を呪文の如く唱えながら実行している。
ましてや『師走』。ほんの時折の『配達』荷物受け取りの際はさらに一段と『慎重さ』が求められる。