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『可哀想だな浦島さん』!

もう20数年前に近所の祭りの縁日で孫が買ってきた『緑亀』。その当時は3センチほどであった。
孫はすぐ飽きてしまったため、かみさんが引き受けずっと『面倒』を見てきた。もはや30センチ越えだ。
昨年秋からかみさんが膝を痛めリハビリが始まったので私が代わりに『水替えと餌やり』をしている。
そして時に思うのだが、『浦島太郎』は助けた亀に連れられて『竜宮城』に行き楽しい日々を過ごしたわけだが、帰ってきたら村には誰もいず開けるなと言われた『玉手箱』を開けたら中から白い煙が立ち上りたちまちのうちに『老人』になってしまったという『昔話』。
これでは『浦島太郎』可哀想ではないか!
こんなことなら海辺でいじめられていた亀を助けないほうがよかったではないか。
もちろんこの『寓話』のテーマは別のところにあるのだろうが『開けるな』と言われれば『開ける』のが人の『サガ』。
これから浦島太郎はどうやって『老後』を一人で生きていけばいいのか。
『残酷』な話に思えてならない。
『亀は万年』生きるという。まだ当分我が家の亀の『面倒』は見続けねばなるまい。

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