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カンナ

『カンナ』indigo la End

大学時代からindigo la Endって結構好きで「何聞くの?」って言われて一番に答えることはないけど大抵インディゴの曲ってずっと聞いてるのよなあ〜。

私曲を聞くときに、歌詞をを聴いて勝手に脳内でドラマを作って聞くのが好きなのよ。

で、この曲をきいいたときに付き合っていて別れたじゃなくて
“勝手に恋して勝手に失恋しちゃった人“の曲なのかなって思って面白切ないな〜って。

イントロからかなりアップテンポで明るい曲調なのに売ったてる言葉はずっとちょっと切なくて、、、。
このアップテンポが2人同じタイミングで始まる恋じゃなくて1人で勝手に始まっちゃった恋感があるなと思った。大抵片思いって気づいたらもう始まっててて止まれないよ〜状態のことが多くない?笑

はしゃぐ心 今日もまた 解き明かして待ってるよ
幸せだな 起こしてくれよ もしも夢なら

『カンナ』indigo la End

ここの歌詞とかまさに片思い感があってすごく好き!
はしゃぐ心っていうのが本人の心でどこか両思いなんじゃないかと期待して
相手の心を解き明かしたい!って気持ちなのかなと。
で、インディゴっぽいなと思うのが「幸せだな 起こしてくれよ もしも夢なら」
っていうところ。相手と幸せなら私なら夢でもいいからずっと幸せを見させておいて!ってなると思うから。今が幸せならいいよ!ってなりません??笑
だからこの時は主人公は相手と自分は多分片思い同士でいつか思いが重なると思っているんじゃないかな。

思い出ってほど美化はしないけど生温いキスをしようよ

『カンナ』indigo la End

サビには入ってさらにアップテンポで爽やかな曲調になっていくところもいいよね!
私が特に好きな歌詞が上記の「思い出ってほど・・・」のところ。私の脳内ドラマ上ではここは片思いが終わった後の状況を主人公が客観的に振り返ってんじゃないかな〜と。だから決していい事ばかりじゃなかったから綺麗な思い出にすることはできないけど、片思いだったあの中途半端な生温い関係が恋しいなみたいな。

無邪気になって彼女になって篠突く雨にも気付かない
君と囲んだ淡い光に誘われて遅刻も気にならないくらい目を奪われた

『カンナ』indigo la End

ここはまた現在進行形で片思いしてる場面で、もう主人公はウキウキの時期だから、
脳内では相手のことはもう付き合ってる相手みたいなノリになってて、相手から無下な扱いをちょっとされたぐらいじゃ怒らないし全部が大好き期なんじゃないかなー。

未来の話進めよう ドラマみたいな当事者になったんだね
起こさないで もしも夢でも

『カンナ』indigo la End

ここは、主人公は少しづつ自分の恋心は一方通行だという事実を何となく感じてるけど
それを認めたくない、だからもし今見てる夢(片思い)がもしも夢だったらこのまま見させて欲しいってすごく寂しい主人公の感情なんじゃないかなと思った。
前は夢を現実にしたいと思っていたのに、もう今は夢でもいいからこの幸せを見ていたいって。

流れてくるテレビの音がやけにリアルになった

『カンナ』indigo la End

2番サビの終わりのここの歌詞。主人公はすっかり片思いで失恋して一気に夢から覚めんたんだろうな。恋してると自分の周りだけ一枚ベールを被ったように現実が湾曲して見えて自分の都合のいいように物事を解釈したりしちゃうんだけど(私は)、テレビの音がやけにリアルになったから片思いという夢からすっかり覚めちゃって物事の見え方がかわっちゃたのかなって。

で、この歌詞以降の曲調は最初の方のあっっぷテンポの爽快な感じから徐々にゆっくり昔を懐かしむような感じでどんどん切なくなって、聴いてて悲しい〜。

切ないのに楽しかった
1人で作った世界は日常を隠した瞬間 幸せに変わったんだ

『カンナ』indigo la End

ここの歌詞本当にグッときた!
切ないのに楽しかった ってまじわかる!片思いあるあるじゃん。
あー今自分楽しんでるなーと思ってる瞬間でさえ同時に切なさを頭のどこかで感じてる。特にこれは脈なしだと分かった後。
1人で作った世界は日常を隠した瞬間幸せに変わったってところも、自分が勝手に恋して脳内お花畑状態になると日常の些細なイライラも辛いことも全てが恋というベールに包まれて感じなくなる。全てが幸せに感じる。

朝に鳴ったアラーム 予感めいたものはなかった

『カンナ』indigo la End

この歌詞で終わり。完全に目が覚めちゃったんだな。


脳内ドラマまとめ

主人公(女の子)26歳 相手の子 (男の子)28歳

主人公と相手は出会って半年ぐらいの関係。趣味の関係で出会い定期的に会ってる。
で、徐々に主人公の女の子は相手の子に恋心を持っていく。

毎回会うのが楽しくて、もしかして自分は相手にとって特別なのかもしれないと思ったりして。
そう思うと、毎日辛い仕事も日常の悩みも小さなことどうでもいいことのように感じる。今の主人公を支えてくれる大きな存在になっていた。

毎日が幸せで、早く両思いになりたい!早く私の片思いが両思いになりますように!

でもどこか相手に不信感?を覚えるようになる。実は彼女がいるのかもしれないとか本当は別の女の子に片思いしているのかもしれないと。
遊びに行く約束をしていても遅刻してきたり、もしかしたら私は相手にとってはただの友達なのかもしれない。でもそんな現実知りたくない。
もう少しこの幸せの中にいたい。夢から覚めたくない。

それでも現実は彼女の前についに現れる。彼には好きな子がいて付き合うことになったと聞かされる。もう幸せな夢の中には入れない。

幸せだったのに、急に私を裏切るなんて酷いと思いつつ、最初から2人の間には何も始まっていなかったことにハッと気づく。

失恋後、終わった片思いを振り返る主人公。
辛い結果に終わったけど、結局「切ないのに楽しかった」と感じている。
彼を思い描いて過ごした日々は自分で作り出した幸せだったんだと。

綺麗な思い出としてこの失恋をいつまでも記憶しておくつもりはないけれど、
いつかあの日々を懐かしく思う日が来るのかなと思う主人公。

月日は経ち、あるなんでもない日の朝。
アラームが鳴り主人公は起きる。彼女の目にうっすら涙が。
夢の中に彼が何の前触れもなく出てきていた。楽し切なかった日々を思い出してた。
でも彼女はすぐに涙を拭い、隣に寝ている彼氏と再び眠りにつく。

完。

という私の脳内妄想ドラマでした。
なんかこの主人公は何となくだけど本当に思い出として美化なんてしないで
すっと切り替えて生きていきそうな気がする。

追記:カンナの花言葉って「情熱」「快活」「妄想」らしい。

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