夏越祭 小屋入り
6月9日、夏越際の小屋入りが行われました。暑い夏を元気に乗り切るため、各地で夏越際が行われます。当社でも永年、7月30日に行ってきましたが、多くの方々に参拝いただけるよう、本年より7月の最終日曜日、7月28日(日)に変更いたします。
そのお祭りの準備を始めることを、「小屋入り」といいます。長崎・諏訪神社おくんちの小屋入り(6月1日)が有名ですが、神社行事の事始めをこう呼んできました。
当日、氏子青年会の若衆が40名ほど集い、慎重な準備会議の後は、神社にはお酒は付きもの、早速に宴席が始まります。
今年は、社務所座敷に「にぎり寿司の屋台」が設けられました。近頃では大方、寿司は回転しながら手元に届きますが、この日ばかりは、氏子青年会の会員で和食の板長が、目の前で寿司を握ってくれるのです。これには皆、大喜び。よく冷えた日本酒・ビール、神社の境内で採れた梅で作った梅酒等々のドリンクコーナーも。今までなかった誂えに、大盛り上がり。締めには板長特製の海鮮丼(皿)をほおばる若衆もいました
大いに盛り上がった小屋入り、この勢いで準備が進んで行きます。氏子青年会の篤い思いがこもった夏越祭。7月28日(日)午後5時30分より、千灯籠・出店・福引・餅まき・演芸などと、順次行われます。多くの方々のご参拝をお待ちしています。