胃の分泌腺
胃の最も特異的な機能は「酸分泌」
・経口摂取した食物の消化
・食物に含まれる雑菌の殺菌
・自己粘膜の保護
・消化管ホルモンの分泌抑制
胃酸:胃底腺領域の壁細胞から分泌
前庭部粘膜のG細胞からのガストリン
迷走神経の神経伝達物質のアセチルコリン
肥満細胞・ECL細胞からのヒスタミン
→上記3つ(ガストリン・アセチルコリン・ヒスタミン)の成分が、
胃酸の分泌の調整をしている
ペプシノゲン:胃底腺領域の主細胞から分泌
ペプシノゲンはペプシン(蛋白分解酵素)の前駆体
(条件:pH4以下) ペプシノゲン→ペプシン
粘液:胃底部、前庭部に広く存在する副細胞/胃粘液細胞から分泌
胃の腺窩は常に粘液で満たされており、
強力な胃酸から健常細胞を守っている
分泌物を管を通して流出させるものを外分泌腺
一方、管がなく分泌物が血液中に入り込んでいくものを内分泌腺という。
<外分泌>
・壁細胞ー酸
・主細胞ーペプシノゲン
・副細胞ー粘液(ムチン)
・粘液分泌細胞ー粘液(ムチン)
<内分泌>
・A/XI細胞ーグレリン
・ECL細胞ーヒスタミン
・G細胞ーガストリン
・D細胞ーソマトスタチン
自分が最近改めて学び直したものです。
国家試験や同じ領域で働いている方のためになればなあと些細ながら思っています。
また何か学んだことがあれば、自分の頭の整理がてら、このような記事を書こうかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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