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グランド・ファンク・レイルロード 1971年ライブ

【2000年以後、発掘もの的に発売されたライブ盤です】

グランド・ファンク・レイルロード 「The 1971 Tour」


順でいうと
名ライブ盤「Live Album 」1970年を聴こうと思ったが
臍曲がりでもあるので
CD時代に突如発売された1971年のライブ盤を聴いた。
これは、嬉しい発掘ライブ盤なんでしょうが
大きな疑問があるライブ盤。
グランド・ファンクの代表曲と言えば
それは
「ハートブレイカー」
「孤独の叫び」
だと思うのだが
その代表曲「ハートブレイカー」が入ってないのよね。
なんで?
これは、名ライブ盤「Live Album 」の次の年の1971年だし
もっと後の4人体制の1975年にもちろん入っている「ハートブレイカー」が、入ってないのは、おかしい。
なんて?
と、思いながら、その発売を喜んだライブ盤です。
もう、CD時代なんで、レコード2枚組くらいの分量をしっかり1枚に収めていている。
また、最初の1970年のライブ盤は、レコードとCDでは曲順が違ってたりする。
それは、レコードの片面に収録出来る時間制約から、正規のコンサート順とを入れ替えてたりする。
レコードでは、1枚目のB面に、「ハートブレイカー」と、実際のコンサートでは終盤にやる「孤独の叫び」が入ってたりする。
なんとレコードのこの片面
代表曲の2曲が収録されている。
実際にレコード時代に、この2枚組レコードを聴き込んだ人が
CD化されてのを聴くと曲順が違い、違和感ばりばり。
CDが正しいのだが。
ちなみに、ベック・ボガード&アピスの「ライブ・イン・ジャパン」もレコードの曲順は、実際とは違う。  


この1971年のライブ盤
1970年ライブ盤と同じ「アー・ユー・レディ」で始まり、次に1975年ライブ盤のオープニング曲の「フット・ストンピン・ミュージック」が続くのが、面白いね。
この「フットストンピン・ミュージック」
マークがギターでなく、オルガン弾いて始まるのだけど
1975年盤も、新たにキーボードのクレイグ・フロストがいるのに、マークはオルガンを弾いていたのが印象的でした。
あの曲は、オルガン弾きながら歌い始めるものだったんでしょうね。

また、一曲目から、メル・サッチャーのベースが目立つ、目立つ。
ブリブリっとしたベースが、このバンドのエンジンなんだろな。
存在感が素晴らしい!

1970年のライブとは、少し曲目は違うし、1975年にもやってる「ギミー・シェルター」を「孤独の叫び」の後にプレイしてるし
気持ち良いライブ。
だからこそ
なんで
「ハートブレイカー」はない?
シェアスタジアムでの収録を中心に、シカゴとかでの曲を入れ替え、1971ツアーの全体像を物語るライブ盤なのに。
その一点だけ
不満なライブ盤です。
でも
やはり
エキサイティング!

そんなわけで
1971年のライブ
楽しんで
ウォーキングしてきました。

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