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ビリー・スクワイア『The Tale of The Tape』1980年

【 ジャケ買いの成功例 ビリー・スクワイア 】
ビリー・スクワイア『The Tale of The Tape 』1980年


ジャケットを見ただけで買ったレコードって、当たり外れがあるが
これは当たりでした。
バイト代が入ると、新宿レコードやディスクロードとかの輸入レコード屋をまわってからアパートに帰るのが、楽しみでした。
レコード屋の棚を漁り
全く知らないが、ジャケットに惹かれたり、クレジットを見て買ったりしてました。

そんな頃
まだレンタル屋なんて一般的でない頃
三軒茶屋と下北沢の貸しレコード屋を、私は知って、すっごく嬉しかった。
ジャケ買いは、外れると、安くても千円ちょいが無駄金になるが
貸しレコード屋なら、買うより安いし(レンタル料の記憶無し)、気に入ればカセットに落とせば良いと、私は大喜びだった。
特に
下北沢の貸しレコード屋は、ヘタな輸入レコード屋より広く、品揃えも素晴らしく、名前も知らない、なんだかよくわからないレコードを手軽によく借りました。

そんな下北沢の貸しレコード屋にて
このたくさんのテープが散らばる中にいるビリー・スクワイアのジャケット写真
気に入り、借りました。
だから
正確には
ジャケ買いでなく
ジャケ借りですけど。
そのあとに、気に入ったので、カセットテープだけにしないで、輸入レコード屋で見つけ、買いました。

当時
初めて聴いたとき
まんまZEPPELIN の影響大だな、と。
ドラムの感じとか
ギターの被せとかね。
 
ビリー・スクワイアという個人名義なんで
「ひとりツェッペリン」と私の記憶に。

当時
ゲイリー・ムーア、マイケル・シェンカーとかは、ディープ・パープル系。
パリスとか、このビリー・スクワイアは、ツェッペリン系かな
と、ハードロックは2系統に大雑把に分けられると感じていました。

また
この時は、ビリー・スクワイアは、元はパイパーというバンドにいたこととか、詳細は全く知らず。
ただ、ジャケットに惹かれて
このレコードを聴いて
こりゃ、気持ち良いなあ
と、気に入りました。

次に出た『Don't Say No』もすぐに買いましたが、これはなかなかのヒットになり、わりと知られるようになったと記憶してます。

たしか、その時期にコンサートもののビデオも発売されたような記憶も。
持ってたはずだが、引っ越しを重ねるうちに、どこかにいったかな。

LPレコードは、4枚くらいまで買っていたと思う。

パイオニアのCDレコーダーを買ったときは、CD化されてなくて、自分でレコードをCDにして聴いていた。
最初の2枚だけだけど。
その2枚をずっと愛聴していた。

今現在は、サブスクのAppleMusic で簡単に聴ける。
曲によっては、Dolby Atmosになっていて、当時とはまた違う味わいで聴けたりするから、良い時代になったもんだ。

このLPレコード発売の1980年
もちろんインターネットもサブスクもなく
YouTubeも
CDさえもない時代。
やっとレンタル屋のハシリの貸しレコード屋が知る人ぞ知るって感じで出始めた時代でした。

あの下北沢の貸しレコード屋
お世話になったなあ。
重いレコードを何枚も借りて、電車に乗り、アパートへ。
そして、また返しにいく。

車でどこへでも行き
CDどころかスマホでサブスク聴いてしまう現在では考えられないほどの大変さがあったが、全く気ならない時代でした。

若くて元気だったというだけでなく
そういう時代だったんだね。

かつては鍛えるために走り
いま、健康のため、ウォーキングしてます。
今朝は、このビリー・スクワイアを聴いて
いろいろ思い出しながら
楽しくウォーキングしてきました.
やはり、ビリー・スクワイアのこのアルバム
いいなあ。


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