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今朝のウォーキングミュージック デリンジャー・ライブ

今朝のウォーキングミュージック
リック・デリンジャー「デリンジャー・ライブ」1977年

今朝は、セカンドソロ「スプリングフィーバー」にしようかと思ったが
思い切りハードも良いなと
カーマイン・アピスの弟もいたハードなツインギターバンドであるデリンジャーのライブ盤を。

ジョニー・ウインター・アンドでは
主役の相方的ではあったが
このバンドでは、もちろん主役。
リックの相方もなかなかの腕で
気持ち良いツインギター体制。
デリンジャーとしての持ち曲で始まり
お馴染みの曲を揃えて
最後は代名詞の「ロックンロール・フー・チー・クー」で締める展開。

ギターソロも主役らしく、たっぶり。
弾きまくってる。

ホントか嘘かはわからん当時の噂をひとつ。

このデリンジャーのライブを見てた青年エディは、たまにピックを持つ右手でフレットに触るリックのプレイをみて
あのライトハンド奏法(タッピングを当時はそう言った)を思いつき、さらに派手に駆使してヴァン・ヘイレンで華麗なデビューしたって話。
そして、さらに少し後
マイケル・ジャクソンの「ビート・イット」にて、エディ・ヴァン・ヘイレンがライトハンド奏法でド派手なギタープレイをやったわけだが、
アル・ヤンコビックが「ビート」でなく「イート・イット」というパロディをやったときにライトハンド奏法でエディ役でギタープレイをやったのが、リック・デリンジャー。
 
自分の奏法をパクって売れたヴァン・ヘイレンのパロディで、そのライトハンド奏法をやってしまう爽快なストーリー。
楽しいよね。

それは実話か寓話かとかは、さておき
楽しいよね。
だから
楽しい噂は
真偽はともかく
そのままにしておきたい。
また
ヴァン・ヘイレンのあの弾き方が話題になると、実は既に誰々がやっていた、とかいう話はたくさんあったなあ。
私は
プレイヤー誌で、山本恭司が弾き方を披露していて、試したもんな。
でも
誰かの前でやる度胸はなかった。
あのあと、その手の弾き方、やる人、多かったけどなあ。

話、逸れましたが
デリンジャーの血湧き肉躍る演奏で
楽しくウォーキングしてきました。

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