ミッキー・カーチス&サムライ「河童」「サムライ」
ミッキー・カーチス&サムライ
「河童」「侍」 1971年
1971年、私は中2。
リアルタイムでは、全く知らないアルバムでした。
ミッキー・カーチスというと
ロカビリー三人男の1人とは知っていたが
歌声を聴いたこともなく
ドラマとかに出てたり
ガロやキャロルのプロデューサーとしてしか、知識がなかった。
テツ山内さんが、フリーやフェイセズで活躍したことで、かつてミッキー・カーチス&サムライのメンバーとして渡欧し、活躍してたという芸歴から、ミッキー・カーチスって、そういうバンドやってたのかぁ、と知った。
ミッキー・カーチスといえば
わりと最近では、「やすらぎの郷」という元芸能人専門の老人ホームで、だいぶ歳下の常盤貴子と結婚しちゃうイケてるジジイ役が印象的だった。
それは、役の上だが
本人も、カッコいいジジイだなあ、って思ってました。
このミッキー・カーチス&サムライ
復刻シリーズのCDで初めて聴きました。
「河童」「侍」
どちらも1971年のアルバムで、これをひっさげ欧州をまわったとか。
曲により、琴を使用したり、東洋的な味付けはあるが、音は全くのプログレ。
1971年だと
ピンク・フロイドは「おせっかい」
EL&Pは、「タルカス」
「レイラ」や「ツェッペリンⅣ」も、この時期か。
この時代に、こういうの、作ってたのかあ、とびっくり。
そして、ギターやキーボードより
テツさんのベースが目立つこと目立つこと。
ぶっとい音で、全体の音像の中心にいる。
「河童」の終盤には、けっこう長めのベースソロがあったりする。
バンドの中心だったんだろね。
存在感がものすごいもん。
やはり
たまたま知り合い、フリーやフェイセズに加入したわけでなく、実力あったんだね。
フェイセズの後に日本で作ったテツ&グッドタイムス・ロール・バンドに加入した森園勝敏さんとかは、サムライ時代のことも知っていたんだろうね。
やはり、敬愛すべきバンドマンの先輩だと。
この時出た復刻シリーズ
他に、スピード、グルー&シンキ
フードブレインとか、知らなかった過去の日本のロックバンドを知ることが出来、なかなか素晴らしい企画だったと思う。
そうだ、思い出した。
遠藤賢司の「東京ワッショイ」にて
一曲だけ、テツ山内さんが参加し
すっごい存在感のベース、弾いていたなあ。
あれは名演でした。
話、逸れました。
そんなわけで
ミッキー・カーチスさん
素晴らしいミュージシャンだったというのを知ったのが、「河童」「侍」の復刻アルバムでした。
2日にわたって
ウォーキングにて
「河童」「侍」を聴いてました。