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ファントム、ロッカー&スリック 1985年

『ファントム、ロッカー&スリック』1985年


当時、たまたま輸入盤屋で発見。
ジャケにある小さな「SLICK」という名に反応。
裏ジャケット見ると、やはりEarl Slick とある。
ボウイのバックで弾いてたギタリストだ!
 
即 買い 決まり。

ギンギンにアール・スリックが弾きまくるトリオバンドと期待したが、わりとオーソドックスなロックバンド。
アール・スリック、弾き過ぎないようにしてたのかな。
聴く前の想像よりおとなしめでした。

トリオバンドで、他の2人はストレイ・キャッツにいたベースとドラム。
なんと、ロカビリー系のリズム隊。
どんな組み合わせ?

ボウイの『レッツ・ダンス』での参加で大注目されたスティービー・レイ・ヴォーンがそのツアーに不参加になり、以前にもバックやってたアール・スリックが代わりに参加、そのツアーでの来日公演を観たが、かなり弾きまくっていた。
その感じでやってくれるのかと思いきや、ベー&ドラムがロカビリーのストレイキャッツだったせいかなと、ややがっかりした記憶だ。

今日、久しぶりに聴いたが
悪くない。
当時は思ったより弾いてないからの失望が勝っていたのかな。
40年ぶりくらいに聴いたら
なかなかストレートなロックでいい。

一曲、キース・リチャーズ
二曲、ニッキー・ホプキンス
コーラスに、いっしょにボウイのバックでギター弾いたカルロス・アロマー
そんな名を中ジャケで発見。


B面一曲目
当時、MTVでプロモが流れた「Men Without Shame」が実に懐かしい。
やはり、これが1番いいかな。

そうだ
時はMTV時代になっていた。
プロモーションビデオを流す番組がたくさんあった。

なんか、時代が新しくなってきた、って感じがあったなあ。

彼らのプロモビデオも実にかっこよかった。
まずは、ビデオをかっこよく
それが売れる条件みたいになったいったような気がする。



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