クイーンⅠ
「クイーン1」の頃
クイーンは紛れもなくハードロックバンドであり、リアルタイム的には新世代ハードロックバンドであった。
「クイーンⅠ」ということで
ファーストアルバム「クイーン」をリマスターし、多くの未発表テイクが、どーんと出ました。
今朝のウォーキングで
ライブテイクを聴いてました。
そのなかで
「サン・アンド・ドーター」から
「ギターソロ」
そして、「サン・アンド・ドーター」に戻るとこ
ウォーキングしながら
うなってしまいました。
この「サン・アンド・ドーター」の中に「ギターソロ」が入るのだが
これが、なんと、後のアルバムに入る曲で有名になるギターソロ。
映画のネタバレ的に、どの曲のギターソロかは、あえて言わないが
びっくりしたよ。
もう、このギターソロはあったのか!
「サン・アンド・ドーター」で演っていたのか!
こういう初聴きでの「びっくり」は、実に嬉しい。
初来日時に、「サン・アンド・ドーター」はやっていた記憶はあるが
こういうギターソロだったかなあ?
記憶は確かではない。
もう半世紀前だしね。
「サン・アンド・ドーター」
B面の真ん中に入ってる曲。
アルバムで1番ヘビーな曲。
いかにもブリティッシュなヘビーないブルースだが
コーラスの入れ方が、クイーンならでは。
ビートルズ始め、コーラスを有効に使うバンドは、けっこうある。
クイーン以前では
プログレ系では、イエス
ハードロック系では、ユーライア・ヒープ
とか
コーラスを効果的に使用。
しかし
クイーンは、それまでにないハイトーンのシャウトでコーラスやってしまう。
「サン・アンド・ドーター」でも
そのハイトーンコーラスが実に気持ち良い。
ツェッペリンのデビュー
パープルの「イン・ロック」からのハードロック転換
それをリアルタイムで体感してなかった「やや遅い世代」である私は
1973年に現れたクイーンは
リアルタイムで
新世代のハードロックと感じた。
時代の移り変わりをリアルタイムで感じたバンドでした。
新時代のハードロック
そう感じた。
この1973年に、エアロスミスのファーストが出て
翌1974年に、キッスのファーストが発売。
どれも、ファーストからブレイクしたわけでなく、徐々にのし上がり
なんでも三つに括りたがる日本のロックファンに
クイーン、エアロスミス、キッスが
当時の三大人気若手バンドとなったわけだね。
ミュージックライフ誌が仕掛けかな?
私個人は、クイーンとエアロスミスが大好きでした。
しかし
私個人としてだけど
クイーンは、「ボヘミアン・ラプソディ」から
ハードロックという括りから外れ
エアロスミスは、「ドロー・ザ・ライン」以降に
メンバー間の軋轢が生まれ始め
私の興味は薄れていってしまった。
話逸れました。
私、このクイーンのファーストで
我々世代の新しいハードロックバンドが出てきた、と大喜びしたが
セカンドの「クイーンⅡ」では
更にもっとびっくりさせられてしまった。
さあ
次の「クイーンⅡ」のリマスターボックス
いつ出るんだろ?
新世代のハードロックバンドとして
さらに進化したセカンド
だーい好きなんです。
クイーンで、1番好きなんです。