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ムーンダンサーMOONDANCER ボックスセット

ムーンダンサー MOONDANCER
『トリロジー クロニクル1977−81 デモ&アンリリーストライブ』


何十年ぶりにMOONDANCERのレコードを聴き、チラッとネットを見たら、CD3枚➕DVD1枚のボックスが出てることを知った。

すると、やはり聴きたくなった。
特に英詞のバージョン
聴きたくてたまらなくなり
手に入れてしまった。

公式アルバムの曲の英詞バージョンのほか
デモテープやライブとか、てんこもりのボックス。
とりあえず、1枚目、2枚目を聴く。

期待したほど、英詞バージョンにはハマらず。
どうしてか?
と、考えたひとつの理由は、すでに日本語バージョンを聴いていて、そっちが記憶に埋めたくられ、後から聴くと、その英詞のほうに違和感が。
他にふたつほど理由はあるが
あえて、書かない。

まあ、でも、楽しめました。

また、冊子を読むと
面白い。
厚見さんと沢村さんの対談形式で
いろいろ書いてある。
当時の事情を初めて知った。

バンドの始まりは
厚見麗さんによる【イエスを母に、ツェッペリンを父に、ビートルズを祖父に】というコンセプトがあったこと。
そんなこと知らなくても
リアルタイムでレコード聴いたなら
その感覚、わかったのは私だけでないはず。
まあ、そうだろな、と膝を打つだけ。

日本語歌詞にするにあたっても、いろいろあったんですな。
葛藤も。
いろいろ作詞家を選んだり、替えたり。
あの伊集院さんまで少し関わっていたという衝撃も。

また
けっこう興味深いのが
当時持っていた楽器の話
沢村さんはフェルナンデスのストラトを持っていて
レコーディングで手にしたフェンダーより音がよく感じたって話とかね。

私もフェルナンデスのストラトを持っていた。
7万で友人が買ったのを2万で譲ってもらったもの。
その前はモーリスのストラトでローズウッド。
フェルナンデスのはメイプル。
このメイプルネック
けっこう指の当たりがしっくりいかずに弾きにくかった。
しかし
この音は大好きでした。
歪ませないと、枯れた感じが出て
ディストーションかけると、それはまた気持ち良い音だった。

いまは手元になく
甥が中学生の頃か
ギター始めたいというので、貸したまま。
あれから30年以上経ってるから
どこへ行ったやら。
その甥、いまはいくつも会社を持ち、税金対策で失敗して追徴金払うほど儲かってる実業家になってんだから、フェンダーにして返してもらってもいいんじゃないかな。
まあ、金持ちほどケチだから
ありえないが(笑)

と、まあ、いろいろ、また思い出したりして聴いています。

さあ、じっくり聴き込むか

こんなボックス、出てること
全く知りませんでしたよ。


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