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グランド・ファンク・レイルロード「不死鳥」1972時
トッド・ラングレンのプロデュースの良さが逆にわかるアルバム。
グランド・ファンク・レイルロード
『 不死鳥 (原題: Phoenix) 』1972年
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162340056/picture_pc_af1ec952325d7bb1a87879099f748d90.png)
キーボードのクレイグ・フロイト入りの4人体制の初めての作品であり
セルフ・プロデュース作品。
久しぶりに聴きましたが
なんとも、はや
いままでは、マークがギターからオルガンに持ち替えたりとかのトリオ体制から
キーボード奏者の加入で、楽器は4人体制に。
そのぶん、専任キーボード奏者加入でもあり、キーボードが活躍してたりするが
その分、ギターもドラムもメルのベースさえ、おとなしい。
曲調自体がおとなしいし
楽器そのもののプレイもおとなしい。
こんなん、グランド・ファンクじゃねえよ
と、まで言ってしまいたくなる。
まあ、悪い曲じゃないな
てな曲もあるが、なんだかなあ。
実は
これ、レコードでは買ってなくて
リマスターCD出た時に買った。
GFRのリマスターCDシリーズが出た頃
私は、金沢に単身赴任中。
単身をいいことに
部屋では常に大音量で音楽聴いていた。
分譲タイプの広めのリビングある2LDKで、東金沢駅に近く、操車場もあるし、冬は寒いので、窓や壁もしっかりしてて、わりと防音が効いていた。
パイオニアのSACD・DVDオーディオ再生プレイヤーで安価なのをみつけ、衝動買いし、ついでに、「狂気」SACD、「Blow by Blow」SACDを買い、サラウンドに目覚めたのも、この頃。
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そんななか
仕事で、自分なりによくやったなあ、って感じた時に、自分へのご褒美ということで、CD屋でみつけたGFRのリマスターCDシリーズを1枚ずつ買うことにしてた。
それで「On Time」から順に買っていった。
それで、「フェニックス」はレコードもCDも買ってなくて、このリマスターCDを初めて買い、初めて聴いた。
その時も
あれ、こんなん?
て思った記憶がよみがえった。
1975年ライブ盤でお馴染みの「ロックンロール・ソウル」が1番出来がよく、その他はあまり………。
ミュージックライフ誌の評価も
GFRは、だいたい星四つだが
これは、3つ。
はたして
リアルタイムで
ずっとGFRを買っていた先輩方は
どう思ったんだろう?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162340083/picture_pc_429a3d3b238c685d8ead5de00293668a.jpg?width=1200)
そして
1973年
次作、「アメリカンバンド」で
ぐわーっと爆発的ヒットで、よみがえったのは
やはり、鬼才トッド・ラングレンのプロデュースのおかげなんだろな。
「アメリカンバンド」のほうが
「不死鳥 フェニックス」というタイトルがふさわしかったり。
今朝のウォーキングも
あまりノッて歩けてないなあ。
やはり、ウォーキングはノリ良いご機嫌なミュージックにしたいね。