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「これぞ、日本のロック」カルメン・マキ&OZ


1975年夏
後楽園球場
四人囃子と同じくワールドロックフェスティバルで、びっくりこいたバンド。
四人囃子より不利なのは
ジェフ・ベックの次が出番だったこと。

「ジェフ・ベックの後で春日がびびってます」とマキさんがMCで言っていた記憶が。
観客もジェフ・ベックの余韻があったらから、あまり集中してなかったかも。
しかし
素晴らしい演奏でした。
見事に惹き込まれました。
マキさんのボーカル
まいりました。

で、四人囃子と同じくすぐにLPを買いに行ったわけだ。

四人囃子との共通点は
日本語の歌詞なのに、ちゃんとロックになっていたこと。
しかも、歌詞がいいんたなあ。
代表曲「私は風」は
四人囃子の「一触即発」と緩急のある見事なドラマチックな大作というのも共通点。
ハードな展開から一転して静かになり、歌がはじまり、またハードに、と曲の展開が似ている。
そして、昨年2019年
この1975年よりパワーアップしたカルメン・マキ&OZを観ることが出来たのは
これまで生きてきてよかったことの一つである。
それまでの活動で培った歌唱表現力が、当時のロックな曲をやるのに、更にまた活きてきていた。
少し前の45周年の時は久々のロック的歌唱には、それなりの喉がついていかなかった感があったが、だんだんとロック喉が出来てきて、当時よりアップした表現力が発揮されて、最強状態になってきてる。

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