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Detective ディテクティブというバンド

ディテクティブ『直撃波』1977年

遅れてきたグラムロックバンド、シルバーヘッドが大好きだったので
マイケル・デ・バレスが新しいバンドを組んだというので、すぐに買ったLPレコード。

ZEPが作ったスワンソングレーベルからの発売だし、元イエスのトニー・ケイとかもメンバーなんで、期待しましたね。


初めて聴いた時のこと
覚えている。
針を落とした一曲目。
なんだ?
微妙な感じでした。
アルバムタイトルの『直撃波』に合わないくらい、スカした一曲目。
後から、じわじわ来たが、初聴きはそんなもん。
しかし
二曲目から、きましたよ。
おっ、こりゃ、ツェッペリンじゃん。
ドラムのタイム感が、ジョン・ボーナム。
ほう そうきたか、とニンマリしました。
三曲目も、まんまボンゾ。
いやあ、気に入りましたね。
全体的にはツェッペリン似ではないが
ドラムのボンゾ影響ばりばり具合が実に気持ち良かった。

アルバム全体は、生ギターで始まる曲とかあり、バラエティに富んだ作りですが
B面終盤のドラムのボンゾぶりにシビレました。
モタる寸前の絶妙にタメが効いた叩きっぷり
たまらんかった。

ちなみに
シルバーヘッド
ディテクティブ
どちらも家に2枚ずつレコードがあります。
うちの奥さん、どちらも好きだったので。
シルバーヘッドは、来日公演に奥さん行ってます。
私は群馬の高校生。
奥さんは都内の高校生。
この違いは大きい。
マイケル・デ・バレスが投げたバラを受け取ったというのが、奥さんの自慢でもありました。


シルバーヘッドは
良い意味で、普通のかっこいいロックンロールバンド。
ディテクティブは全く違うタイプ。
どちらも一発で気に入りましたね。

まず、ボンゾ風のドラムを芯に置き
ひとつずつ音を丁寧に載せ
余分なもの省いたかのように思えた音作り。
そこに、バンドの顔であるマイケル・デ・バレスのクセのある歌唱。
ボンゾ風のドラムもZEPの後期のファンク風味の音
それが実に気持ち良いのでした。

今朝のウォーキング
昨日は、シルバーヘッドのファーストだったので
なんとなくディテクティブを選んでました。
聴いたのは久しぶりだが
やはり、いいね。
でも
イヤホンより
普通にスピーカーから音を出したいと思った。
レコードプレイヤーから昔のアナログアンプに繋ぎ、昔風のデカいスピーカーで聴きたい。
うん
CDやサブスクとかでなく
LPレコードが似合うバンドな気がします。

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