1時間目:理想のくらしを思い描く、麗しき日々の始まり リストアップ編
みなさま、ごきげんよう。
緊張したお顔の方が多いですね。大丈夫、リラックス。誰も取って食いや致しません。
まず、初めに行うことは「理想の暮らしを思い描く」ということ。
とても大切なことです。
あなたはこの麗し学園で片づけの全てを学びながら、あなたの家を片付けていきます。そして、卒業を迎えるでしょう。完璧に片づいたあなたの部屋はどんな感じをしているか、想像してみるのですよ。
ポイントは全ての制限を取り払って考えること。
賃貸だから、狭い部屋だから、お金がないから。
今は全く考えないでください。
脳の力をフル活用しましょう。あなたの脳の99%は眠っていると言われています。1%のあなたが、制限をかけてしまっては脳はそれ以上のことができるにもかかわらず、しようとしてくれなくなってしまうのです。
この段階では、制限は不要です。本当のあなたの理想の暮らしを想像しましょう。
もしも難しければ、こう考えてください。
「明日、何不自由ない大金持ちのお嬢さんに生まれ変わるとして、どんな暮らしをしたいか。」
・・・
さあ、あなたの理想の暮らし。なんとなく頭の中に浮かびますか。
実は、なんとなくでは、足りません。明確に、くっきりと思い描かなければなりません。
そのために、一つワークを行ってみましょう。
あなたの理想の暮らしを20個リストアップしてください。そう、20個です。
5個、10個くらいならスラスラかけるかもしれません。でも、20個となると大変です。どうしてそんなに・・・と思われる方もいらっしゃるでしょう。
20個書く、と決めることであなたの脳は20個書くまであなたの理想を探し続けます。知らず知らずに人は自分の思考に制限をかけている物ですが、それを取り払う効果を狙っているのです。
ここに例を挙げましょう。
リビングにはお気に入りの木のテーブル
その下には足触りのいい、新鮮な色合いのラグ
心から落ち着けるソファに深く座っている
庭で積んできたハーブのフレッシュティーを飲み
早朝の静けさを一人楽しんでいる
・・・というように。
リストのひとつひとつの内容にこだわるよりはとにかく数。20個考える、ということに注力してみてくださいな。
実際にやってみましょう。ペンとノートの準備はいかがかしら。
さあ、はじめ。
(追記24.9.20)リストの数を100から20に変更しました。100では多すぎると感じたためです。また、最初からハードルが高いと感じさせたくなかったという理由もあります。