お化けは道徳となりえるか?
おばけとは、本来あるべき姿や生きるべき姿から大きく逸脱し、変化(へんか)した姿のこと。「変化(へんげ)」や「化け」、「化け物」、「大化け」ともいう。化けて生ることから「化生(けしょう)」とも呼ばれる。
始終の坊主です。
夏のお盆が過ぎましたがまだまだ暑い日が続きますね。
夏といえば、お化けのシーズンとなりますが、最近のTVでは
心霊特集は見なくなりましたね。
私の小さいときは、良く心霊特集をドキドキしながら見ていたものです
最近は、TVで見なくなったのでYouTubeを中心に心霊物をみています。
私のおすすめのリンクを張っておきますね。
さて、本題のお化けと道徳についてなのですが、子どもたちはなぜか「お化け」が好きです。
こわい~と叫んでも、また近づいてきて、怖いお話を聞かせてーーとやってきます。
しかも、毎年こともたちが、怖いお話聞きたいとやってきます。
なぜ、子どもたちがこんなにも、お化けが好きなのかは未だに分かりません(笑)
私も、お化けのお話をするために色々な方のお話を聞いていて、はっと気が付いたことがありました。
昔の人は、怖い話(おばけ・妖怪・化け物)で、地理的に危ない場所や危ない人がいるところへ子どもたちが行かないようにコントロールしていた。
そして、自分たちだけではない、目に見えない世界や生き物がいることで、悪いことをしたら自分に災いがおこってしまう、善い行いをしたらそれが自分に返ってくることなどを知らず知らず心の奥底へ仕舞い、自分がやってはいけない一線を越えるときに、それが心理的ブレーキになっていたのではないかと…
今は、目に見えない第3者なんていないと言い切ったり、宗教は悪として無信教の方々がおられます。
その考えは、尊重しますし、否定はしませんが、そうなったときに心理的ブレーキがはたして利かせることができるのか、踏みとどまれるのか、少し心配になります。
私は、怖い話を子どもたちにしながら、君の良いことも悪いことも、目に見えないものは見ているかもしれないよねと、話をしながら。
将来、子どもたちが自分たちの世界でこの怖い話を活かしてくれたらと願っています。 合 掌