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坊主のらくがき帳① ~幸せはどこにある?~

幸せとは、もともと物事の巡り合わせが良いこと、楽しいこと、という意味。 しかし次第に「しあわせ」は人間の気持ちを指すことになり、今では「幸福」と似た意味で使われます。 現代で言う幸せとは、不平や不満がなく、満ち足りている様子を指します。
始終の坊主です。

私は坊主なので仏教的な観点から「幸せ」を考えます。

単刀直入に言います!
幸せは「ここ」にあります。
貴方の周りに確かに存在しているんです。
感じませんか?


仏教において「幸せ」を感じるためには、まず「幸せ」を感じるための
心の状態、つまりアンテナを作ることが必要です。

どのような心が幸せをキャッチできるアンテナになるのか…

それは

        「静寂」な 
                       
                    心です。


静寂とは、物音もせず静かなことを指します。
さらに具体的に言いますと、
①心が何に対しても執着を起こさずに平らであること。
②今自分の身に起きていることを社会的価値判断にとらわれず、ありのままに受容すること。

これが、「幸せ」を感じるための心(アンテナ)の作り方です。

このアンテナを作ることで、私たちの世界のあらゆる幸せを感じることが出来ます。

そして、この世界に感動することが出来ます。

次回は、このアンテナ作りについて詳しく解説したいと思います。   
                                合掌

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