ビジネスと恋愛の共通点

人間の汚さと綺麗さ

私たち人間は、少なからず周りの人間によく思われたいなどの承認欲求を抱く。その際に、自分をいかに良い人間なのかをアピールする瞬間がある。これはビジネスにおいても恋愛においても同じことであるという私の気づきを以下の文章にまとめてみた。特に日本の現代社会において、利己を出すことが悪とされてしまう傾向にある。この利己的な部分は所謂、今回における汚さの部分である。一方綺麗さとは、利他性を帯びた行動や発言のことを今回はさす。

綺麗さを述べる背景には

多くの人が綺麗なことを述べる。ほとんどの人間は、利己の上に利他性が成り立っているだろう。全ての人とは言わないが、自己実現ができていない段階で他人に目を向けることができる人間は稀だ。今回多くの人が綺麗なことを述べる状態は主に2つのパターンに分類できる。自己実現欲求を既に満たしているパターンと、そうではないパターンである。今回は後者に言及して話を進めていく。なぜ自己実現ができていない状態で綺麗なことをいうことができてしまうのだろうか。これはまさに、自己実現のために他人からよく思われたいという心理が働いている。利他性を出すことによって、多くの人から、すごいねという眼差しを向けられ、自分自身の承認欲求を満たしたいだけのパターンが多い。これをビジネスの現場と恋愛において例を挙げながら紐解く。

ビジネスと恋愛の共通点について

ビジネスにおいての綺麗なこととは、いわゆる顧客ファースト、環境にやさしいモノづくり、CSR活動が挙げられるだろ。一方で恋愛においては、特に男性に関して言及すると、紳士ぶる、会計を出してあげる、などが挙げられる。これらの共通点は綺麗なことを述べているな〜で終わるのではなく、綺麗なことを述べる背景には汚い目的(自己実現、利己性)が存在するということである。ビジネスで言うと、利益追求を試みること。恋愛においては、下心が該当する。つまり自己実現欲求を目的として綺麗事を述べているのだ。

相手によく思われるためにはどうするべきか

相手によく思われるため、本来の汚い目的(お金稼ぎと下心)を達成するためには綺麗事を並べるだけではだめだ。ただ、これにより相手の信頼を獲得できるケースはある。恋愛についての例をあげるとわかりやすいだろう。女性の皆さんは経験ある方が多いかもしれないが、紳士な行動に対して、好感を抱いたり、誠実な人に好感を抱いたりする経験があるだろう。もちろん本当に心から紳士な人はあるが、大半がそうではない。つまり、女性の皆さんは紳士ぶる男に信頼をおいてしまっている状態があるのである。
綺麗なことを並べるだけではなく、人間味、汚さを織り交ぜることで多いに信頼を獲得できる瞬間があると私は実感している。これも恋愛を例にとってみると考えやすい。女性からすると綺麗なことを並べられるよりも下心が少し垣間見える瞬間も同時に大事であろう。なぜなら、自分を魅力的に思ってくれていると安心することができ、相手の本音が少し見えた気がして心を許してしまうという構造があるからだ。ビジネスにおいても、社会貢献活動に力を入れています!というよりも、お金稼ぎたい!ってキッパリ言った方が相手からしたら気持ち良いかもしれません。特に保険の営業の時を考えてみてください。相手の給与やインテンシブの背景を考えてしまうと営業を聞く気にはならないでしょう。ただ、相手が、いいことばっかり言う営業マンではなく、会社の愚痴をこぼしてたり、お金稼ぎたくて営業やってます!と言ってくれた方が、少し共感を持つことができると思います。もちろん全ての人がキッパリ言われることに対してよく思わないと思います。ただ言えるのは、綺麗事だけではなく、いかに汚いことを混ぜて話すのかは大事だと言うこと。この綺麗さと汚さの理想のバランスは相手によって違えど、少なからず両輪が必要であると言うことです。

まとめ

わかりづらい例文と文章力にも関わらずここまで読んでくださりありがとうございます。皆さんは綺麗なことだけ言うのではく、実際の汚い目的を織り交ぜて生活するという意識をもってみてはいかがでしょうか。その方が、他者からの人間味があって良いね!と信頼を勝ち取ることができるかもしれません。


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