名古屋をどりNEO傾奇者・ゲストの方々①
ゲストの方々。
本田剛文さんは日本舞踊を始められたけれど、今回の役に対しての意気込みとして、各踊りの重要な部分を自分のものにするために、毎回お稽古場の隅で自分で練習をし、わからないところを私たちに質問してくれると言うスタンスでした。
(長唄「島の千歳」の一部分・清元「三社祭」・清元「四季三葉草」・長唄「元禄花見踊」・炭坑節。)
佐藤匠さんは、勘のいい…いわゆるセンスのある方だと思うので、「それは難しいだろうなぁ」と言う、鳴物の太鼓を習い今回披露してくださる。そしてその演奏で私たちが踊っているわけです。ゲストさんが、プロの先生方と並んで、このように演奏をすると言う事は、初の試みだと思います。
また踊りも、清元「三社祭」と言う難しい踊りを、体の動く本田さん匠さんが一生懸命に踊ってくださっているので。舞踊家と一緒に踊っていても、(厳しいお稽古もされていたので、)
きちんとした日本舞踊に仕上がっていると思っております。
名古屋山三郎さんは、長い付き合いの中で家元が、「この人ならやってくれる」と言う才能を必ず引き出すと言う形を毎年とらせていただいているんじゃないかと思います。特に今年は、歌い踊り、本田さん、匠さんに、踊りを教えてもらってすぐに自分のものにしていらっしゃいました。
ナゴヤ座超極上「巌窟王」を、拝見し、そろそろ舞台でしっかり歌われるかなぁ?と思っていたら、名古屋をどりで⁈しかも、華月さんと❣️
となりました。
福島彩菜さんは、お芝居に加え、華月奏さんとの日本舞踊「ひなぶり」と、太鼓、バク転?も頑張って習得されたと思っております。
コンテンポラリーダンサーの倉知可英さん、やまだしげきさんのお二人は、子供を亡くした親の心情を清元「隅田川」に合わせて表現されています。
西川陽子