【観て楽しい古典の日本舞踊】…名古屋をどりCLASSIC
御園座にての「名古屋をどりCLASSIC 」第76回名古屋をどり2024/3/23.24。
本日、23日は、あいにくの雨でしたが、多くのお客様にご来場いただいての開催となりました。
新企画の「清女舞」から始まり、第70回「名古屋をどり」から始まった一般参加の演目にご出演下さった方々を中心としたメンバーでの、「花だより」。
師範名披露・西川あかり、長唄「浅妻船」。
第39回「名古屋をどり」の新作舞踊劇「良寛さんのかくれんぼ」で名古屋をどりデビューした、西川珠圭による、常磐津「お夏狂乱」、5歳から14歳の8名の里の子は、「西川流を受け継いで行かれるかなぁ?」などと言う、頼もしい子ども達。
清元「松園ゑがく」は、昭和43年に、西川鯉三郎が、上村松園の絵を舞踊にした作品。
夕暮・植田智子、秋色桜・西川喜美龍、砧・西川千壽櫻、牡丹雪・西川洋由美、深雪・西川友り栄、焔・西川あや絵。
長唄「藤娘」は、岐阜芸妓としても活躍する、西川比紗美が。
絵画的に表現する、地唄「雪」を西川鯉花之が踊りました。
お父上の西川長寿さんから継承した、清元「さざれの松」を西川長秀。
清元「保名」は、師範名披露目・西川空乃香が。長唄「鷺娘」も、師範名披露目、金沢西茶屋街、ぽん太こと、西川由太香が演じました。
清元「三社祭」は、東京から。
粋な芸者と頭を、西川鯉絵、西川鯉粧、西川貴美子の3名のご披露でした。
三世家元・西川右近振付、常磐津「大和団子」若竹会を代表し、西川古祐・西川都も美が団子売りの夫婦のやり取りを表現し、
清元「傀儡師」西川寿女司。長唄「時雨西行」江口の君・西川真乃女、西行法師・西川京志郎とベテラン達の出演となりました。
清元「雪月花」は、西川千雅家元、姉の西川まさ子、そして、私、西川陽子にてご覧頂きました。
本日は、ご来場賜りましてまことにありがとうございました。
明日24日は、11時開演。
明日も、観ごたえのある演目を取り揃えてご覧いただきます。
皆さまのご来場をお待ちいたしております。
西川陽子