【西川流家元・西川千雅による・教え方講座】…ジョハリ。
家元の教え方講座の中の座学は、相手に対しての自分の構え方、また相手とのコミュニケーションの取り方などなど、いろいろな側面から取り行われております。
その中でも印象的な内容の1つに、ジョハリと言うものがありました。
「ジョハリの窓」と言うのがあるらしいのですが、これは「他の人とのコミュニケーションを通じて自己理解を深めると言うフレームワーク」だそうで、
『発表したのはサンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham)で、二人のファーストネームを取ってジョハリの窓と呼ばれるそうです。
他者と自分の関係から自己分析、自己への気づきを促し、人間関係やコミュニケーションの円滑な進め方を模索するために作られました。』
教え方講座では、
細かい説明と言うわけではなく、大まかな枠組みを説明していくと言う内容です。
①自分が知っていて人も知っている自分。
②自分が知っていて、他人は知らない自分。
③他人がわかっていながら自分は気づいていない自分。
④他人も自分も知らない自分と言う4種類です。
自己をどれだけ周りに表現しているか、どれだけオープンな人間かについても判明するので、その結果を受けて隠された才能や未知の能力を開花させることも目的としてあり、
日本舞踊を教えるためにも、これを知り、取り入れてみようと言うお話。
教え方だけではなく、やはり、自分自身の今後の人生に役立たせていこう…と言う興味深いお話でした。
西川陽子
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