[日本舞踊]について
[お稽古のしかた色々]
お稽古は、先生と一緒にまずは曲に合わせて、踊ってみる。
次に、手順を教えてもらう。また、座ったまま歌詞を見ながら曲を聞き、三味線の音に耳を傾けてみる…。
歌詞を聞いて、その振りを踊って覚えるつもりでも、歌詞の間に三味線があることにあらためて気がつきます。そして、三味線の音に合わせて手を叩くなどしてみます。
日本舞踊(特に長唄)は、三味線の音に合わせて踊っていることを理解していただくために、時には、私がどの振りをどう三味線の音に当てはめているかを、前に座り観ていただきます。
そして、あらためて皆で曲に合わせて踊ると、それまでは、なんとなくズレがあった踊りが、きちんとした間で踊って行くことができます。
こうして慣れて行くと、少しずつ複雑な踊りも音に合わせて踊っていけるようになります。