共倒れしたとしても
「はぁ、、、はぁ」
薬というものは実に厄介だそれを知っている
そのせいで
普通に生まれるはずだった弟は、姉の体に入り
、、、兄になるはずだった子供の子宮を成長させ、(ミュラー管遺残症)
そして、男性としての機能をおわらせた
「、、、はぁ」
薬なんてひどいものだ。
あれからノンホルで生きているけど、見た目は女の子「元気?」みたいになる
「っていうか女の子だし」
声をかけてきたのは、幼馴染で彼氏だ。
「ただいま」
「ぱぱ~」
弟は何も知らない。私をママ、彼氏をパパと思い込んでいる
連れ子みたいなものだ。
弟は彼氏になついているいいことでもあり悪いことでもあり、
ただ
「、、、二人が幸せならそれでいい」
この箱庭の中で、まどろんでくれるのならそれでいい。
子ども?こばみはしない。不幸につけこんでるそんなことない
だから専門家になにをいわれようと、おばさん連中になにをいわれようといい
そう、いつだって
「、、、今日はなにをいわれたの?」
「うん、そうだね、、、まるでこっちが悪いことをしているように言われたかな」
「そう、(浅はかな人たち)」
「、、、専門家がなによ。私を助けてくれなかったくせに。メンタル不安
抗うつ剤?薬のせいでえらいめにあった私にすすめるのそれ」
まー始まったよとは思う、でもそうだ、故郷で唯一生き残ったのは三人だけ
それも、外でいろいろ知っていた俺を唯一信じてくれたこいつだけだ
「、、、愛してるよ」
それが、危険だということもしっていた
「ええ、あなた」
普通ならともだおれするだろうかんけいがうまくいってるだけだ
でも、それでも、、今は
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