熊肉

「あむ、おいしいな」

死肉をむさぼり喰らった熊である
「おいしいなー食らえ食うことが弔うことになる」
殺された人を弔いたい
「敵をとりたいのだろう」
熊の毛皮であるー－－そして、アイヌは食べない
「人を殺した熊をアイヌは食べない、、、だがお前は喰うのか」
「喰う死生観の違いというやつだ」

森の中である別にアメリカが連れてこなくてもおどかさなくても
「おきていたかもしれないな」

人の死肉を動物が食うことを責めはしない
「あむ」
肉を
、鍋に入れて煮る野菜も入れてだ