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正直に言えば良いというものじゃないと気付いた(1)

起業してからはや五カ月、オープンしてから2か月が過ぎました。

おかげさまで、たくさんの紹介や案件のお話を頂き順調に進んでいます。

勘違いして

スー〇なんか使わずに売上たてれるじゃん。
とか思いながら(リ〇ルートさんすみませんw)
案件を捌きながら、せっせとポータルサイトでの集客にも励んでいます。

掲載する物件の選別や、PV数などを分析しながら入れ替えたり、事務の方が一生懸命入稿作業をしたり、地道な作業で大変ですがお客様へいち早く情報を届けるために大事な仕事のひとつなのですが

ここで一番大事なのが

「物件確認(クリーニング)」

で、ルールとしては週1回物件確認(申込みが入っていないか、条件変更がないかなど)をして申込みが入っている物件をサイト上から落としていく作業があります。

これがまぁー大変なことで

一件、一件電話をして確認をしていきます。

会社によって、掲載数(枠)が違うので200件の会社や500件の会社
それ以上の会社もありますので、丸一日その作業で潰れるケースもあります。

最近はイタンジさんのシェアが凄くサイト上でリアルタイムで確認できる様にもなってきて、電話をかける回数が減って楽にはなってきていたのですが

それよりももっと楽に確認ができるシステムも出てきて
(弊社も利用しています)
確認時間が30分程度にまで短縮できるようになりました。

これは凄いことなんですよね。

6時間7時間かかっていたものが30分、、

遊〇るじゃん、、

いや、遊びませんがここまで短縮ができるのならと
弊社は週1回の確認を2回に増やしました。
※ゆくゆくは週3回にまで増やしたいです。

なぜ、このようなお話をするのかというと
ここからいわゆるおとり物件というお話になるのですが

一昔前(インターネットが普及する前や普及したての頃)のおとり物件は
架空の物件を広告に出しお客様を来店させ、別の物件へと誘導するという手法でこのやり方が蔓延っていたそうです。

私自身は、この時代のちょい後に業界に入ったので昔話としてこの手の話を聞くことが良くありました。

一昔前と書きましたが、今はというと
インターネットもしっかり浸透し、多方面から情報が取れるようになりましたので、この手のやり方をしている会社はほぼないかとは思います。

ただ、この手のやり方がなくなっただけで、より複雑化してばれにくい(裏が取れにくい)ようになっています。

じゃあどの様な形に変化していっているのか。
ここからは実体験です。

初期段階として
ポータルサイトから問い合わせがあったお客様とメールや電話で接触した際
申込みが入っていようが関係なしに
「募集中です。内覧可能です」
という答えをする。

お客様は募集中なら、内覧できるなら、、
と店舗に来てくれます。

え?
案内は??

そうなりますよね。

どうしていたかというと
その物件のとにかく嫌なところを言うという、、
「申し込みが入ってしまいました」
と言うと、当たり前ですが
「先に言えよ」
「来る前に調べておけよ」
という答えがくるので、とにかく嫌なところを
ずらずらと挙げていくという。。

【部屋からお墓が見えるんです】
【目の前が高速道路です】
【1階に飲食店があり匂いが、、】
【隣に変な人が住んでいて】

挙げればきりがないですが、こういうことを伝えることによって
お客様は

「じゃあ、別の物件を紹介してもらいたい」
という話をしてくるので

この言葉を引き出して、別の物件に誘導していくという流れ

業界用語で【消し】と言います。

失敗すると当然お客様は怒って帰られるので
このことを【消し帰り】と言っていました。

その当時は当たり前にこの手法を乱発して集客して
売り上げを上げていました。

でも、これも時代の流れでより情報が色々と出るようになり
どんな状況であれ、募集中という答えをすることはなくなっていきましたが
そうすると、当然接触できるお客様の数が少なくなるので
新しい方法を考えるという事になります。

長くなったので一旦ここで切ります。
次の記事で起業するまでしていたことを記事にしようと思います。





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