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ヴェネツィア的料理教室

縁あってヴェネツィアとそこに住む人々に出会い、
その自然とシンクロして生きる暮らしに触れて、生活の質とは、
ほんとうの豊かさとは何かに気づかされました。
以来、東京住まいながら、小さなエネルギーで豊かに暮らす
都市型スローライフ「ヴェネツィア的生活」を実践しています。
実家への里帰りよろしくヴェネツィアに通うこと25年あまり。
とりわけヴェネツィアのマンマに出会って、確実に人生が
変わったと思っています。
私にとって何より大事なのは、マンマ・ロージィと過ごす時間、
そして世にも幸せな味のマンマの料理を学ぶことでした。
ほんとうの豊かさ、自分らしく生きるということーー。

マンマが私に手渡してくれたものを、
その味とともに、次の誰かに伝えていきたいと思います。

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#ヴェネツィア的料理教室〜エル・サオール

以前、不定期ですが自宅でヴェネツィア料理の教室「EL SAOR」
開いていました。
料理教室といっても、「ヴェネツィア的生活」の実践編として、
イタリアの家庭での食卓を体験できるような、レシピつき食事会という
スタイルでした。「EL SAOR=エル・サオール」というタイトルは
ヴェネツィアの名物料理の名前
です。

そして今度はnoteのサークル機能を使って
ウェブ上の  #ヴェネツィア的料理教室エル・サオール  
を始めることにしました。
「EL SAOR」では私が毎日食べているごはん、
つまりイタリア人がふだん家庭で食べているごはん、を
ヴェネツィアのマンマから教わったレシピを中心に紹介します。
日々の食卓から、レシピや食材の選び方、テーブルセッティング、
イタリア料理の基礎知識などについてアップしていきます。
素材やレシピについてのお尋ねにもお答えする #お料理相談室
みたいな感じでしょうか。
時にはキッチンの道具や雑貨の話、ヴェネツィア暮らしのエピソードも
交えながら、食卓を囲んでおしゃべりしているように楽しくすすめたいと思っています。
詳しいレシピはマガジン「ヴェネツィア的料理教室」と連携していきます。

自分らしくいるために

私にとって「自分らしくいる」ために、いくつか守るべきことが
ありますが、まず何といっても毎日の食事です。
日々自分と誰かのためにごはんを作り、食卓を囲むことがいかに大切かは、
ヴェネツィアのマンマに出会って、さらに確信することになりました。
健康維持のための食事の内容はもちろん、食べることへの真摯な態度こそが、自分らしい生活をかたちづくるのだと思っています。
facebookでも、せっせと日記のように日々の料理をアップしています。
様々な方が、わたしの料理に何かを感じてメッセージを下さることも
増えてきました。

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#おいしいごはんは世界を救う

私の考える「おいしいごはん」=MANGIAREBENE (マンジャーレ
ベーネ)は美食という意味ではありません。
もちろん何を食べるかも重要ですが、むしろ誰とどのように食べるかが大事だと思っています。そして一緒に食卓を囲むことが、どんなに人と人を
近づけるかという「食卓力」も信じています。
あらためて食べることについて向き合い、日々の食卓、家庭料理の大切さ、
「よりよく生きるためのメソッド」としてのごはんをひとりでも多くの
みなさんと共有したいと思っています。
私がヴェネツィアのマンマの料理と生き方に触発されたように、
誰かが私の「おいしいごはん」に共感を持って
暮らしを見直すきっかけになればと願っています。
まちがいなく「おいしいごはんは世界を救う」のだから。


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つのいてんこ
デザイナー、美術家、料理家。イタリアはヴェネツィアに通い、東京においても小さなエネルギーで豊かに暮らす都市型スローライフ「ヴェネツィア的生活」を実践しています。ヴェネツィアのマンマから学んだ家庭料理と暮らしの極意を伝えます。