佐藤愛子著「私の遺言」
北海道のアイヌ文化に興味があって、色々調べていたときに誰かがお勧めしていて興味を持ち、Amazonで取り寄せた本。
最近はスマホで時間が潰される事が多くてなかなか本を読めなくなっていたので、久々に集中して1冊の文庫本を読んだ。
突然著者に託された世代を超えた因縁の解放を綴った内容は、読み応えがあって一気に読んでしまった。
死後の世界の話や、この世界の捉え方を著者の目線や、著者と関わったさまざまな霊能者の目線から綴られている中で、
人生や生きるということについて深く考えるとき、行きつく先は同じということを再確認した本になった。
著者が親交を深めた人物の中のおひとりである中川昌蔵さんの著書の中に、「幸せになるソフト」という5箇条が記されているとのことで、
・今日一日、親切にしようと想う。
・今日一日、明るく朗らかにしようと想う。
・今日一日、謙虚にしようと想う。
・今日一日、素直になろうと想う。
・今日一日、感謝をしようと想う。
これを紙に書いて、いつも見える場所(トイレが最適)に貼って毎日見ては心に染み込ませることが大事であると書かれているとのこと。
そして、これは、実行してはダメ。意識して実行すると失敗する。
コンピュータというハードにはソフトが不可欠なように、人間には肉体というハードがあり、そのハードにもソフトが不可欠。親切というソフトが必要なのであり、ソフトをつくる前に人に親切にしたら失敗してしまう。
善行をしなければならないという意識によって善行をすることは波動を高めることにはならない。無理に立派な人になろうとしてはいけない。
大切なのは想うこと。その想いがいつか身についていること。トイレなどに貼って、自分の中のソフトになるまで毎日右脳に「すり込む」ことが大事と説いている。
早速パソコンで5箇条を打ち出して、トイレに貼り付ける。
日々の積み重ねを丁寧に行っていけるように。
スマホばかり見ていると、自分に合った情報しか出てこなくなる。本を読む魅力を再確認。また違う本を読みたくなりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?