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凡人だっていいじゃないかvo.3「遺伝と環境問題」(前編)
顔がそっくり、目や髪の色がいっしょなど、姿形、体質その他の形質が親から子へと引き継がれることを遺伝と呼びます。
大まかに言うと、遺伝は細胞の中にある遺伝情報が親から子へ受け継がれる
ことによって起こります。
「蛙の子は蛙」:子は親のたどった道を歩むものだ、また、凡人の子は凡人にしかなれないものだ、と言われておりますが、「鳶(とび)が鷹(たか)を生む」平凡な親が優秀な子を生むこともあります、要は一概に遺伝では決まらない。
確かに色んなケースがありますが、人の成長の基礎にあるのが遺伝と環境だと思います、この二つの要素で人生のおおよそが占えてしまうのでないか?
かと言って自分と親のDNA検査を行い比較検討した所で、先天的な疾病
要因を見つけることは出来るかも知れませんが、その他どこまで分るか?
もしかしたらこの先に未来では生まれてくる時に誰もがDNA検査を受けゲノム解析の証明書を発行したりするかも?ペットの犬や競馬馬などは既にされている感じですが・・・そうなると凡人は本当に辛いすよね。
既に人工授精に向けた精子は健康で高学歴、高身長、イケメンの方がモテているみたいなのでそりゃ誰しも「血統書付き!」を希望されますかね?
そんな世界が更に進んで行きますと「世の中に存在している8割程度の凡人
にチャンスはやってこないのかも知れません、新卒の入社試験の項目にゲノム検査などがあったら今のSPI検査どころじゃなくなりますが・・・。
嫌でもその傾向は強まるとは思いますが、少々悲しい現実になりそうです。
優秀な遺伝子を持つ人が重宝され凡人はその他一同で働きバチになる?
何とも情けない話ですが、だからこそ何か光る凡人を目指しましょう。
大丈夫です、間違いなく自分の生きる道は存在していますので~ファイト!
【後編に続く】