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JR普通列車のグリーン券の買い方とグリーン車の乗り方!


昔、鎌倉に一人旅に行った際、JR在来線(東海道線や横須賀線)のグリーン車に乗りたいと思ったのですが、「グリーン車の乗車方法」と「グリーン券の購入方法」が分からず、少し戸惑いました。

事前に軽く調べてみると、記事の多くが値段について書かれていましたが、「そもそもどうやって乗るのか」が分からなければ、料金の話も意味がありません。ちなみに、JR在来線のグリーン車の料金は追加で最大1000円程度です。

グリーン券については、「ホームにある専用の券売機で購入できる」と知ってはいましたが、実際に使ったことがなかったため、具体的な操作方法が分かりませんでした。また、「Suicaだけで乗れるのか」「紙のチケットが必要なのか」といった疑問もありました。ネットで調べると、「みどりの窓口で買える」や「場外の券売機でも購入可能」といった情報が混在していて、さらに混乱しました。

JRの普通列車グリーン車がある路線は以下の3つです:

  • 東海道線(東海道本線)

  • 横須賀線(総武線快速)

  • 湘南新宿ライン(高崎線・宇都宮線直通)

特に東海道線は有名なのでご存じの方も多いと思います。なお、これら全ての路線でグリーン券の購入方法は同じです。


購入方法

まず購入方法に関しては紙のチケットではなく「Suicaに記録させるSuicaグリーン券」を利用しました。
Suicaを使った購入は超簡単です!

購入方法は以下の2通りがあります:

  1. ホームのグリーン券専用券売機で購入
    ホームに設置されている専用券売機で、Suicaにグリーン券を記録させます。

  2. 車内で購入
    グリーン車内を巡回しているアテンダントに「グリーン券を持っていないので○○まで」と伝えて購入します。ただし、車内購入は割高(2019年時点で260円高)になるため、可能なら事前購入をおすすめします。

注意点

  • 普通列車(在来線)グリーン車はすべて自由席のため、場外の指定席用券売機では購入できません。普通の券売機で「グリーン券」ボタンを選択して、紙の磁気グリーン券を購入することも可能です。

  • みどりの窓口でも購入できます。その際は「普通列車のグリーン券が欲しいこと」「乗車日」「乗車区間」を伝えましょう。ただし、発券に慣れていない窓口では時間がかかることがあります。

みどりの窓口がある駅は限られているためホーム内券売機が一番現実的です。

ホームのグリーン券券売機について
ホームの券売機には、新型と旧型の2種類があります。新型を例に手順を説明します:

  1. 券売機のSuicaを置く場所にSuicaを置きます。

  2. 画面にグリーン車のある路線(在来線普通列車)が表示されるので、利用する路線を選択します。

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ちなみに旧型の券売機ではSuicaを差し込むタイプになっています。UIは異なりますが、選択する内容は新型と同じです。


使用方法について

Suica(磁気カード)に記録に記録させているので、読み込ませる必要があります。

グリーン車内で座りたい座席に着くと「席の上部」に利用確認用の接触モジュールがあります。
ソコにSuica(磁気カード)をかざすと、ランプが緑色になりチケットを購入して座っていると言うのを証明出来ます。

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グリーン車内には、グリーンアテンダントと呼ばれるスタッフがいます。
アテンダントは照明ランプを確認しながら、「チケットを拝見します」と声をかけて回ります。

もしチケットを購入していない場合、このタイミングで購入することも可能です。
ただし、車内で購入すると2019年時点で260円高くなるので注意しましょう。(なお、アテンダントはビールなどの飲み物も販売しています。)

席の利用ルール

  • 全席自由席のため、空いている席(席上部のランプが赤)に自由に座ることができます。

  • 集団で座っている利用者が談笑している場合もあり、静かではないことがあります。その場合は、他の席に移動するのがおすすめです。

座席ランプの操作方法
座席にはSuicaをかざすためのセンサーがあり、座席の利用状況をランプで表示します:

  • 緑色のランプ:利用可能な席

  • 赤色のランプ:利用中の席

別の席に移動したい場合は、新しい席のセンサーにSuicaをかざすとランプが切り替わります。
元の席は自動的に赤色から緑色に戻ります。(同じ席に再びSuicaをかざすと、赤色に戻ります。)なお、改札を出た時点でランプは自動的に赤色に戻ります。

満席の場合の対応
万が一座席が満席で利用できなかった場合でも、グリーン券は有料です。その際は、アテンダントに申告して払い戻しを受けましょう。


グリーン車の感想と注意点

下りの列車はそれほど混雑しておらず、快適に利用できました。
足元のスペースも十分で、全体的に良いサービスだと感じました。

ただし、座り心地に関しては値段相応という印象で、椅子がやや貧弱に感じられました。
快適さを求めるなら、リクライニング機能を積極的に活用するのがおすすめです。

乗り方の解説について
グリーン車の利用方法は、もう少しJRが丁寧に説明を記載すれば、初めて利用する人にも親切だと思います。
ただし、会社の風土的にあまり詳細な解説を載せることは期待できないかもしれません。

料金についての注意
グリーン車の料金は、乗車距離によって異なります。
多くのブログに料金情報が載っていますが、増税や改定によって情報が古くなっている場合があります。
そのため、最新の料金はJRの公式ホームページで確認するのが確実です。

https://www.jreas

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