大阪にある変な自販機の話。
3年前の1月、ふと大阪に一人で旅行しに行ってきたときの話です。
思いつきで旅立った旅行のため、日程はすべて気まぐれな旅行でしたが、全力で風邪ひいたり、たこ焼きでやけどしたり、借りたレンタカーがすごいたくあんの匂いがしたり、飛び降りという痛ましい事件に遭遇したりで大変な大阪旅行でした。
何気ない街にぽんツンと存在する、大阪の変わった自販機を紹介したいと思います。
大阪旅行の参考にしていただければと思います。
堂島にあるウイスキー自販機
大阪駅からぶらっと町中を散歩していると、気がつくと堂島という街にたどり着きました。
なかなか味わいのある商店街。商店街好きとしてはたまらなく盛り上がるアーケード街だったことは、覚えてます。(たしか)
すると目の前に、素敵な酒屋が。
(と、絶妙なタイミングでフレームインしてきたおじいちゃん。)
そして、近づいてよく見てみると
(全力でぶれている)
なんか自販機が鎮座している。
月桂冠の自販機!
しかも怖いことにこの見た目で、「販売中」とテプラで貼られていました。というか、販売中ってあえてテプラで貼らないとわからないこの状況がすごい。
しかもその横には
ニッカウイスキーの自販機までありました。たださすがにこれは動いてなさそう。だって、「販売中」のテプラ貼ってないし。
とりあえず、お金をいれる
チャリーン
ゴトッ。
うごいているんかい。(しかもぶれてる)
大阪旅行のお土産にブラックニッカクリアのボトルが追加されました。
ちなみにこちらは、テプラで最新の金額貼ってありました。
しかし、右側にある「おすすめ」は一体どこを指出しているんだ...
それにアピールポイントが「アルコール37%」って、どういうことなんだろうか。そんなに度数気にして町中でふらっとお酒を買う人ってどういう状況なのでしょう。一気に酔いたいから...?
実はこのウイスキーの自販機、今でも可動しているのは自分が知る限り何故か関西圏にしか残っていないようです。
そういえば堂島は、サントリーの本社があるからウイスキー文化が強いのかな。なんて思いながらいきなり追加されたウイスキーボトルを片手に街ブラを再開したのでした。
ニッカウイスキー、サントリーと会社全然違うけど。
ちなみに、バッグの容量の問題でウイスキーボトル入らず、すぐに飲みやすいサイズの瓶を片手に歩くやばいやつでしたが、大阪の街は優しく受け入れてくれました。
大阪中央卸売市場の10円自販機
大阪の中之島近くにある中央卸売市場に、メディアでもたびたび取り上げられる10円自販機があるということで試してみることにしました。
どこが?と聞かれると難しいが、いかにも大阪の公営施設っぽい見た目の施設が目の前に広がるこちらが大阪中央卸売市場。
「ちょっと止まって」「高級レモン」ちょっとよくわからないが、とにかくレモンを売っているようなお店もあったり、いかにも商いの街という感じでした。
ちなみにご覧のとおり、左のバイクが止まりました。看板の効果でしょうか。
こちらが10円自販機。福島新名所のようです。誰も居なかったですが。
50円タイプと10円タイプの2つが鎮座していましたが、ご覧の通り違いがよくわかりません。
どれを押しても10円で購入ができます。金額投入口にはちゃんと10円の表示が。
ちょうど喉乾いたし、記念に買ってみよう。
ゴトッ
・・・
いや、ホットじゃないし。
めっちゃ冷えてますが?このほっとミルクセーキ?
愕然としすぎたのが、だいぶ変な格好で写真を撮ったみたいです。右足が写り込んじゃってます。あっ、この靴、まだ履いてる。いい思い出ですね。
この自販機は、この近くにある飲料品の問屋さんが運営しているようで、在庫過剰だったり賞味期限の近いものを売っているようです。店頭にいくとこのぐらい価格のジュースを大量に買えるそうです。
ちなみにこのあと近くのコンビニで、お茶のペットボトルを買って喉を潤したことは言うまでもない。
千日前のあれな自販機
有名な商店街、千日前をぶらついてたところあれな自販機をみつけたので、こちらも掲載しておきます。(右側は有名な元千日前デパートの建物)
ヒロポンって書いてあるのかと思いましたが、違うようです。ただしヒロケンなのかヒロペンなのか正解がわからないです。誰か教えてください。
そしてこのフォントはグレーと言うかほぼアウトでは...たぶん40歳前後の方にささりそうなフォントです。
左でジュースを買うと、景品がもらえるような仕組みのようです。
うまい棒をくれるようなのですが、すでに先程買って飲む勇気がない冷たい「ほっとミルクセーキ」が入っているし、大阪お土産がウイスキーとジュースとうまい棒ってもうよくわかんないので今回は購入は遠慮しました。
ディープな街と言われる大阪ですが、自販機もユニークなものがいくつかありました。
風邪が悪化し、翌日成田空港からそのまま直行した会社の新年会では、散々な状態になったことも記録しておきます。
みなさんも大阪旅行の際には自販機を見つけると、人生が豊かになると思いますのでおすすめです。
すべてのリアクションはエキサイティングに生きていくための糧にします。