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映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」に出会ってしまった

雑談です。にわかです。駄文です。
でも誰かに聞いてほしくて笑

突然ですが、私「不思議惑星キン・ザ・ザ」に出会ってしまいました。

映画に詳しい知人から教えてもらって以来、気にはなっていたんです。
でもSFというか、映画自体を最近観ていなくて。
観ないだろうな〜ってくらいに思っていました。

ところが出会いは突然で。
数年前から私はロシア文学ににわかに目覚め、その強烈な世界に魅了されました。

思っていた以上に読みやすかった。ありがとう、光文社文庫さんと翻訳家さん。(読んだ作品の栞に登場人物解説があったのもポイント大)

難読書と思っていた作品を楽しく読めたことへの悦びもあり
「ロシアの文学は世界一ィイイ」
というある種トランス状態に陥りました。

そしてダメ元でfireTVにこう話かけました。

「ロシア文学」

で、出たんです。

「不思議惑星キン・ザ・ザ」が。

圧倒的すぎて言葉を失う世界観。
お寺の鐘みたいのが飛んでる笑
よくわからないけど癖になる謎のダンス‥

なんですか、これ。

役者もいろいろな意味でよくやったな‥。と思ってしまう。おじさんだけがワープした世界に抵抗していました。
(がんばれ、おじさん!)

戸惑っているうちに一章が終わり、二章目から気持ちを入れ直して。
というか、言語解説が挿入されていたことにホッとしました。

制作側が視聴者に世界観を説明する意思があることを汲み取れたことへの安心感に包まれ第二章が始まりました。

第二章もその世界観は加速する一方。

なんだろう、これ。

よくわからないけれど癖になる。作品に置いていかれないように心をそちら向けてみる。

一応、事前情報としてソ連時代を揶揄したSF映画だとは聞いている‥。

聞いてなかったら「これはギャグSFか?」と思ってしまうほどの徹底ぶり。

言動統制の厳しかった当時、この映画は無事に放映され、ロシア中で人気を博したそう。

そう言われてみると色々なシーンがソ連の共産主義体制を隠喩して描いているように感じる‥。

というか、そんなシーンを探しながら観る。そうでもしないと‥。

‥いや、観れなかった‥。

♪マーマーマーマー

映画が終わって、即、二周目を再生しました。

二周目はソ連の隠喩のシーンを意識しながら観れました。

ロシア文学からこんなところまで来てしまった‥。

なんだろう、このクセ。
サルニアッキとか美味しいわけじゃないけどクセになる感じに似てる‥?

クー!

お付き合いいただきありがとうございました。

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