2024.11.15 get out of your comfortable zone

スーパーのワイン売り場で、険しい顔をしていたのだろうか。
赤...白...この間買った缶に入ったスパークリングもよかったな....。いっそ、スリヴォヴィッツァ（蒸留酒）に手を出してみるか？
うろうろしては、どれにしたものかと悩んでいた。

まだ木曜日だというのに、どうも今日は飲みたい。

すると「悩んでいるのかい」とニット帽を被った男性が笑顔で声をかけてきた。
「そうね。普段は白を飲む機会が多いんだけど、何にしようか迷っていて。」
「よければ、おすすめしようか？どんなのが好き？」
「フルーティーで飲みやすいのが好き。」
「それなら、これか、これか...この辺りもきっと気にいるよ。」

そう、おすすめされたワインを手にし、帰宅した。
自宅のフロントで栓抜きを借り、コップに注いで一口。

うま！
4€弱の安ワインだが、格別に美味い。
お兄さんはソムリエか何かだったのだろうかと想像しながら、ワインを片手に料理を作る。11月頭に行ったイタリアで買った生ハムとチーズも添え、1人バル開催。

スロバキア人は基本的にシャイで、なかなか心を開いてくれないが、時折こうやって声をかけてくれる。先日も通っているジムで、高校生ぐらいの子が私に正しいトレーニング法を教えてくれた。

こうした、ちょっとした人との関わりがあると、心が一気に華やぐ。
普段なかなか見知らぬ人に声をかけられないが、もう少し自分のcomfortable zoneから抜け出すこともしないとな。