海外ワーケーションのお金の話💰【新しい働き方LAB第3期 最終報告レポート】
▶ 実験の経緯
2022年は新しい働き方LABのLivingAnywhere Commons実験に参加し、国内ワーケーションを言語化した。そんな2022年は1年間で150泊の他拠点生活をしていた。じゃあ2023年はどうするか?
世界でしょ。
ということで今年は、海外ワーケーションの実験に取り組んだ。今回はその、半年間の実験報告レポート 兼 ワーケーション費用全額を公開する。
▶ 実験の測定方法
■ BEFORE ■ 計画段階の測定方法
前回同様、毎日日記をつけることで日々を言語化する
インスタに『ジャニオタ×旅』を投稿することで、ジャニオタが海外で生きていけるかをまとめる
YouTubeにジャニオタの海外ノマドVlogを公開する
↓
■ AFTER ■ 実験後の変化
前回同様、毎日日記をつけることで日々を言語化する
→ 毎日日記は継続中。海外ワーケ中の言語化も追えた。
インスタに『ジャニオタ×旅』を投稿することで、ジャニオタが海外で生きていけるかをまとめる
→ 私SNSこまめに更新できない。Instagram向かない。『ジャニオタ×旅』のアカウント運用をスッパリ諦める。その代わり、オタクアカウントで海外ワーケーションの様子を発信し続けた。
YouTubeにジャニオタの海外ノマドVlogを公開する
→ これからやります(血眼)
Instagramの細々とした更新がストレスだったので、スッパリ諦めた。その変わりnoteとYouTubeという、ストックしやすい媒体での発信に力を入れることにした。旅系のことではないのだけど、、vlogもまだできていないのだけれども、、
▶ 検証したこと
10日間2ヶ国での海外ワーケーションで、分かった限りのこと。
1⃣ 持ち物
主にこちらのnoteに記載。仕事道具は国内ワーケーションと同じだけ持って行き、その分で一眼レフカメラを諦めた。
オタグッズは諦めずにアクリルスタンド10人以上、団扇1人、フォトハンガー1人、配布用の写真が10枚ぐらい、缶バッチ予備含めて2人、あと細々したものがいっぱい(いっぱい)
2⃣ 移動オタクが欠かせないアプリ
各国のバスアプリや乗換案内アプリがあるので、それは行き先に合わせて順応していって。個人的に一番使ったのは、やっぱりコレ。
日本以上に信用しすぎるのは心配だが、だいたいこれでどうにかなる。SOYAもここから探す。口コミを3割ぐらい参考にする。
3⃣ 海外ワーケーション前にすること
まず、『神社へ安全祈願』
初詣せずに50日間の旅に出た時にずっと体調を崩していて大変だったので、それ以降しっかりご挨拶するようにしている。メンタル面も含めて。
『部屋の片付け』
これもメンタル面で大事。スッキリ出発することが大事。コンサートに行く前も。帰ってきた時にガッカリしないためにも。
『HDDの容量を空ける』
私が海外にいろうが関係なくアイドルさんはTVに出演されるので、最低でも10時間以上の空き容量は確保したい。万が一新たな番組への出演が決まったら、家族へ録画依頼を送る。
4⃣ 宿選びの優先順位
これまではコスト・立地などを中心に滞在先を選んでいたが、『仕事をする海外ワーケーション』においては、
■ パソコン作業に快適なデスクがあるか
■ ネット回線の速さ
を重視するようになった。Airbnbで取った高層マンションでは、多くの人がアクセスする夕方~夜の時間帯ではTikTokすら開けないほどの遅さだったので、オンラインミーティングなんて到底無理だと思った。
私は動画をアップロード・ダウンロードする機会が多いので、今後はネット環境の情報をもう少し仕入れる必要があるなと思った。
▶ 海外ワーケーションの費用【大公開】
それでは10日間ぐらい* のベトナム・マレーシア海外ワーケーションの費用を公開。(* 23:50発のフライトだったので10日間ぐらいと表現)
カテゴリを『移動』『宿』『食事』『仕事』『観光』『お土産』『SOYA』に分け、まず総額でいくらだったかというと。
そこまでラグジュアリーでもなければ貧乏バックパッカー旅でもなかったけれども、移動から生活から観光まで総額で9万円を切った。細かくカテゴリーを分けて見ていこう。
🛫 移動費
やはりフライト代が一番高かったのと、配車アプリgrabも結構使ったので、交通費が半分以上を占めた。
行きのフライトは羽田 → クアラルンプール → ホーチミンをLCCで、20kgの預け荷物を含めても28,000円。帰りはマイルを使いたいけれどもJALには乗りたくない時期だったので、JALマイルでマレーシア航空に乗った。燃油サーチャージ?の8000円ぐらいのみ支払った。
ちなみに行きはAirasiaだったが、【羽田 → クアラルンプール】だけよりも、【羽田 → クアラルンプール → クアラルンプールで8時間遊んで → ホーチミンへ】行くフライトの方が安かった。飛行機1本増やした方が安いんだから、世の中は情報戦ですね。
ホーチミンやクアラルンプールはバスや電車で移動しやすかったり、夜行バスも安かったので、2ヶ国3都市行った割には安いのではないだろうか。
🏡 宿泊費
内訳としては、ゲストハウス4泊、Airbnb3泊、夜行バス2泊、フライト1泊。移動しながら寝ること、費用も時間もショートカットできるので好き。
ドミトリーはホーチミン空港近くの1泊のみで、14人部屋に2人しかいなくて逆に怖かった。2人って、一番何か起きる人数ではないだろうか。(何もなかったけれども)それ以外は個室に泊まった。
10日間の宿泊費が2万円だったが、これでもクアラルンプールでは、インフィニティプール付きの高層マンションに泊まって豪遊した。
🍔 食費
やっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっすいな。
東南アジアの物価ということと、食べることが面倒で1食のみの日も多かったので、まさかの5,000円を切っていた。お酒もラウンジと飛行機の中でしか飲んでいないかもしれない。「米ご飯ってなんだよ」という明細があるけれど、テイクアウトした弁当のことだと思う。
路上焼きそば美味しかったな。
ベトナムでフォーを頼むと、香草がもっさり出てきた。
あとはプライオリティパスのおかげで、空港ご飯がラウンジで食べられたことが大きかったなと。楽天カードの改悪が悔やまれる。
💻 仕事
仕事するために利用したカフェ代はこちらに仕分け。経費だから。
⛲ 観光
日本人がいっぱいいたクアラルンプールのイスラム美術館、分かる。
宿の近くにたまたまローラースケート場を見つけてしまって、ローラースケートをするアイドルを応援するオタクとして『滑る』一択だった。
🍭 お土産
メインのカバンがバックパックだったので、壊れにくく軽いもの中心。
アーティチョークのお茶、teaバッグが小さいジップロックに小分けされていて、怪しさ満点でみんな喜んでくれた。
🏹 SOYA
観光代であり食事代でもあるSOYAハント代。SOYAくんを応援しているオタク特有の勘定科目。本当は確定申告にも追加したい。
このSOYA探しが、今結構な生き甲斐かもしれない。世界中のSOYAをハントすることが夢です。
▶ 2年間のワーケーション実験【総まとめ】
ということで、海外ワーケーションの最終報告レポート。
お金の話ばかりしてしまうが、ワーケーションのいいところは『減るばかりではない』というところ。滞在しつつ仕事もしているので、収入もあるという安心感はとても大きく、思いきって遊ぶことができた。(これでも)
昨年は国内ワーケーション、今年は海外ワーケーションを、新しい働き方LABの私の働き方実験を通して経験した。2年間通じて個人的に思ったことは、
もちろん生活環境などによるものの、そんなに肩ひじ張らずに行けるなと思った。なんなら仕事もできてしまうから、普段の旅行よりもパッと行きやすい。旅先で仕事もすれば、料理もするし、洗濯もするし、ご近所さんに挨拶するし、アイドルちゃんの情報を探すし、買い物にも行く。
という言葉が一番しっくりきた。2024年も色々な場所で生活しつつ、SOYAをハントしていきたいと思います。