【日記】7日目
空がきれい
東屋が好き
東屋が好きだ。
寝転がって見る空も本当に好きだ。
それから覗き込んでくる君の目が私しか見ていないのも大好きなんだ。
君の目に私が滲んでいるのが、眼鏡がなくてもよく見える。それくらいとても近くに居るからお互いの心臓の音すら聴こえそうな気がして、つい逸らしそうになるほど胸が高鳴るその瞬間が本当に本当に大好きだ。
だから私は、東屋が好きだ。
目隠し
東屋の屋根は雨雪を凌いで、それから私たちを陽の光から隠す。お日様に見られるのも躊躇うくらいに私たちは愛し合っているのに、君の手先はこんなにも冷たくて、ああ、やっぱり君の心の中はあったかくて優しいんだなって思う。
ボロボロに泣いた日もあったっけ、一緒にぐちゃぐちゃになって、理不尽に怒って暴れてさ。それも全部隠してくれるのはいつも東屋。
君が苦手なこちょこちょをする時ももちろん東屋。(可愛いからいつもちょっとやりすぎちゃうけど。)
君はプライドが高いから、泣いたり、怒ったり、感情を剥き出しにするのは恥ずかしいのも知ってるつもり。
だから嫌なことがあったり、話し合わなくちゃいけない時は、東屋でしようね。
きっとあの屋根が全てを隠してくれるだろうし。
あ…
お腹冷やしちゃだめだよ。
外でべたべたしてると結構肌寒い時あるし。
寒がりの君はすぐ冷やしちゃうからなあ…身体……。
やっぱり手袋かな、プレゼント…。
あとね、倦怠感は夜更かししすぎだと思うよ、夜更かし。寝ろ。
ポケポケやりすぎないようにね!