3分で読める本日の注目ニュース(2024年11月15日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・ 政府は、医療費が高額になった患者の自己負担を一定額に抑える「高額療養費制度」の上限額の引き上げ幅に関し、7~16%を軸として調整に入った。上限額は1カ月当たりで世帯ごとに設けられ、現在8万円程度の場合、単純計算で約6千~1万3千円増える。2025年度から開始する。医療費の膨張を抑え、現役世代を中心とした保険料の負担を軽減するのが狙い。関係者が14日、明らかにした。
上限額は年収によって異なる。住民税非課税など所得が平均より低い人向けには、引き上げ幅を小さくすることも検討する。26年度には年収区分を細分化し、高所得者はより高い上限額とする見込み。今後、詳細を詰める。
現在の上限は、年収約370万~770万円の場合は8万円程度。7~16%引き上げると、8万6千~9万3千円程度となる。
上限額が17万円程度となる年収約770万~1160万円の場合、約1万2千~2万7千円増えて18万2千~19万7千円程度となる。
芸能ニュース
・タレント、リポーターの神太郎(じん・たろう)さんが今月7日に死去したことがわかった。82歳。14日に所属事務所が発表した。
葬儀は親族のみで執り行われた。
神さんは、1968年ラジオ関東(現ラジオ日本)「ヒット・ゴー・リーダーズ」のDJとしてデビュー。
グルメ番組の草分け的存在、「食キング!クイズ地球まるかじり」では、番組スタート時からリポーターを務め、食のリポーターの第一人者として知られている。
また、つくば科学博覧会、国際花と緑の博覧会、関西国際新空港開港式典などの司会も務めるなど幅広く活躍した。
スポーツニュース
・◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第2戦 韓国8―4キューバ(2024年11月14日 天母)
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は14日、各地で1次ラウンドが行われ、B組の韓国代表は2回に一挙6得点を挙げるなど9安打8得点でキューバ代表を8―4で下し、通算1勝1敗とした。キューバは2連敗。韓国代表はあす15日、侍ジャパンと対戦する。
13日の初戦は台湾を相手に先発投手のコ・ヨンピョが2回に満塁弾など2発を浴びて6失点KO。中盤以降に打線が反撃も3―6で敗れ、まさかの黒星スタートとなった。
この日は前夜のショックを一掃するかのように2回に一挙6得点。キューバの先発投手モイネロ(ソフトバンク)相手に2死から7番ムン・ホギョンがこの日チーム初安打となる中越え二塁打、続くパク・ソンハンにも左前打で続いて一、三塁とすると、9番チェ・ウォンジュンが遊撃へ適時内野安打。3連打で先制点を奪った。
なお2死一、三塁から四球を選んで満塁とし、押し出し四球で加点。イケイケムードの中、今季KBOリーグで打率・347、38本塁打、40盗塁でトリプルスリーを達成した21歳の3番キム・ドヨンがモイネロの初球、150キロ直球を捉えて左翼席へ飛び込む満塁弾を放った。
3~5回は安打を放ちながらも無失点に終わっていたが、6回2死二塁からチェ・ウォンジュンの右前適時打で待望の追加点。7回には1死からキム・ドヨンにこの試合2発目となる左越えソロ本塁打が飛び出し、キューバを突き放した。
キム・ドヨンは5回にも二塁打を放ち、4打数3安打5打点の活躍で勝利に貢献。
先発の右腕クァク・ビンは4回まで走者を出しながらも無失点に抑えていたが、5回に先頭から2者連続で四球を与えて降板。ベンチに戻ると右手の指を気にする様子を見せ、アクシデントをうかがわせた。無死一、二塁から2番手で登板したソ・ヒョンジュンは死球を与えて2死満塁としたが、アルエバルエナを左飛に仕留めて無失点で切り抜けた。
キューバは先発モイネロが2回に満塁弾を浴びるなど4安打を集中されてまさかの6失点でKO。打線は7回2死満塁から4番デスパイネの適時内野安打で1点を返すと、8回には7番ギベルトが2ラン、8番ビニャレスはソロを放って2者連続アーチで3点を返したが、序盤の大量失点が響いた。
話題のニュース
・4月、大阪市淀川区内のマンションに不法に侵入したとして、37歳の男らが逮捕されました。警察はそのうちの1人をいわゆる”トクリュウ”、匿名・流動型犯罪グループのリーダーとみているということです。
邸宅侵入の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の今井裕治容疑者(37)と広島市南区に住む会社役員の前川智一容疑者(40)の2人です。
今井容疑者と前川容疑者は4月、大阪市淀川区にあるマンションの敷地内に2回にわたって不法に侵入した疑いがもたれています。
この事件では、すでに逮捕・起訴されている広島市安佐南区に住む島宏至被告(21)が、実行役としてマンション内の1室の玄関扉をバールでこじあけようとしたとみられますが、住人が110番通報をしたため、現場から逃走しています。
警察は今井容疑者が前川容疑者に「写真撮って送れ」「ここに停まっている車を取りに行け」など具体的な指示をしていることを把握していて、今井容疑者がこの事件の指示役、前川容疑者が車などを用意する「準備役」とみています。
また今井容疑者について警察はいわゆる”トクリュウ”、匿名・流動型犯罪グループのリーダーとみていて、余罪がある可能性も視野に捜査しています。