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3分で読める本日の注目ニュース(2024年9月21日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・日本銀行が金融政策を維持して政策金利を0・25%程度に据え置いたことを受け、植田和男総裁は20日の記者会見で「金融市場は引き続き不安定な状況。当面高い緊張感を持って注視し、影響を見極める必要がある」と話した。一方で植田氏は、「日本経済は我々の見通し通りに動いてきている」とし、今後も経済や物価が想定通りならば追加利上げする方針を改めて示した。

 日銀は前回7月の金融政策決定会合で政策金利の0.15%幅の追加利上げを決めた。利上げ後、米国の景気後退懸念が強まるなどして為替市場では急速に円高が進み、8月5日に東京株式市場で日経平均株価が過去最大の下落幅を記録。日銀幹部は、金融市場が不安定な状況で追加利上げはしないとの考えを表明していた。

 植田氏は、米国をはじめとする世界経済の先行き不透明感が金融市場動向の背景にあるとの見方を示し、「丁寧に分析し、我々の見通しに対する影響を確認していきたい」と説明。米国経済の今後については、「ソフトランディング(軟着陸)に近い姿が実現するのか、もう少し厳しくなるのか、丁寧に見極めたい」と述べた。

芸能ニュース

・お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)が当面の間、芸能活動を休止することを20日、所属する吉本興業がホームページで発表した。関係者によると体調不良が原因という。インスタグラムやYouTubeなども7、8月を最後に更新が止まっている。

 同サイトでは「弊社所属 ジャングルポケット 斉藤慎二につきましては、先月来、入院するなど体調不良が続いておりましたが、このたび、本人より、当面の活動を休止したい旨の申入れがありましたのでご報告いたします」と伝えた。

 23年には写真週刊誌「フライデー」に立て続けに不倫が報じられ、斉藤がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「地方創生プログラム ONE―J」(日曜・前8時)を降板していた。一方、「ZIP!」では「皆様に不快な思いを与えてしまい本当に申し訳ございません」と謝罪し、「少しでも皆さんを笑顔にできるよう、自分を律して精進していきたい」とその後も出演を続けていた。多数のバラエティー番組に出演するほか、今年5月には劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」に番組MC役として出演していた。初日舞台あいさつでは、共演した声優を前に「(役を)勝ち取って、声優として活躍したい」と笑顔で話していた。

 斉藤は8月から11年以上出演を続けていた競馬番組「ウイニング競馬」(テレビ東京など)や、毎週水曜日に出演する情報番組「ZIP!」(日テレ系、朝5時50分)にも欠席。今月4日の「ZIP!」では、水卜麻美アナウンサーから「体調不良が長引いている」との説明があった。

スポーツニュース

・ドジャース大谷翔平投手(30)が、前人未到の大記録「50本塁打、50盗塁」を達成し、SNS上でも盛り上がりを見せている。

 48本塁打、49盗塁でこの試合を迎え、6回の第4打席で49号2ラン、7回の第5打席で50号2ランを放った。盗塁は1回に三盗を決め50盗塁に到達。2回には51個目となる二盗を決めた。

 X(旧ツイッター)では「オオタニサン」や「メジャー史上初」といったワードがトレンド入り。「いや鳥肌立ったわ 大谷翔平今の時代に地球に生まれてくれてありがとう」「LIVEで大谷翔平の歴史的瞬間見れた」「期待に応えるだけでなく期待以上のプレーをし続ける大谷翔平。改めてものすごいプレーヤーを見る事ができているこの時代に感謝です」「大谷翔平さん 50号 51盗塁 涙出た~」「凡人の想像をはるかに超えるまさに超人!! 大谷翔平選手、おめでとうございます 同じ日本人として誇らしく思う」といった歓喜のコメントが寄せられた。

話題のニュース

・大相撲秋場所で2桁勝利が条件の1場所での大関復帰を逃した関脇貴景勝(28)=常盤山=が20日、日本相撲協会に引退届を提出した。近く日本相撲協会から正式に発表される。

 慢性的な首の痛みで夏巡業を全休した貴景勝は、相撲を取る稽古をしない「ぶっつけ本番」で秋場所へ。しかし、初日は御嶽海、2日目は王鵬に完敗。王鵬戦後は「一生懸命やるだけ」と切り替えを強調していたが、3日目から休場。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)は全休と、今後について貴景勝本人の意向を尊重する方針を明かしていた。

 大関在位30場所は、けがの連続だった。新大関だった2019年夏場所で痛めた右膝に加え、近年は首の痛みに悩まされ、持ち味の突き押しの威力を発揮できない取組が目立っていた。直近6場所中、皆勤して勝ち越したのは優勝した昨年秋場所のみ。4場所で休場と苦しい土俵が続いていた。

 2019年の名古屋場所を全休して大関陥落した際は、翌秋場所で12勝を挙げて大関即復帰を果たした。5年前の再現の期待に対し、本人は「年齢を重ねて、落ちたことは一緒だけど、中身はまるっきり違う」。今後の困難な道のりを見通すような言葉も残していた。

 28歳での早すぎる幕引きだが、突き押しの威力を追求してつかんだ優勝4度は照ノ富士に次ぐ現役2位。輝きは色あせない。

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