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3分で読める本日の注目ニュース(2024年6月19日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・農林中央金庫の2025年3月期決算の最終赤字が、当初想定していた5千億円超から1兆5千億円に大幅に拡大することが分かった。欧米の金利上昇によって価格が下落した米国債や欧州債を10兆円規模で売却し、損失を集中的に処理する考えだ。

 農林中金の奥和登理事長は5月に開いた24年3月期の決算発表で、25年3月期の純損失が5千億円以上になる見通しを公表した。しかし、金融動向を再検討した結果、米国の金利上昇は今後も続く可能性があるとみて、運用資産を抜本的に見直す。損失を集中的に処理することで、26年3月期は黒字化を見込むという。

 低金利のときに購入した債券の価値が下がっており、今年3月末時点の債券の含み損は2兆1923億円にのぼっていた。債券は、売らずに満期まで持ち続ければ損失は発生しないが、収益性が悪化するおそれがある。そのため売却し、金利が高い米国債などに振り向ける。

芸能ニュース

・グラミー賞を10回受賞した経歴を持つ歌手のジャスティン・ティンバーレイク容疑者(43)が飲酒運転の疑いで逮捕されました。

飲酒運転の疑いで逮捕されたのは、歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイク容疑者で、18日未明、アメリカ・ニューヨークのロングアイランドで酒に酔った状態で車を運転した疑いがもたれています。

現地メディアによりますと、18日朝にも裁判所に出廷し、罪状認否が行われる予定です。

ティンバーレイク容疑者は、グラミー賞を10回受賞するなど歌手として活躍していて、21日にはシカゴでコンサートが予定されています。

スポーツニュース

・◇バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会 日本2―3カナダ(2024年6月18日 フィリピン・マニラ)

 バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第3週フィリピン大会が行われ、世界ランキング3位の日本は同12位のカナダと対戦。フルセットの激闘の末、セットカウント2―3(21―25、25―20、15―25、25―20、10―15)で敗れた。この結果、日本は世界ランキング5位に後退する見込みとなった。

 第1セットはカナダのエース・マーに強烈なスパイクを次々と打ち込まれるなど、序盤から苦しい展開を強いられた。終盤は西田がサーブで相手を崩し、6連続得点で追い上げたものの、21―25でこのセットを落とした。

 第2セットは序盤こそ相手のパワフルな攻撃に手を焼いたものの、11―12から主将の石川が2連続得点を挙げてこの日初めてリードを奪うと、中盤には高橋藍が2連続でサービスエースを決めるなど、日本のWエースが躍動した。

 第3セットは序盤から競り合う展開。西田のバックアタックが効果的に決まり得点を重ねたものの、中盤にサーブやスパイクがアウトになるミスが続いたことが響き、15―25の大差で落とした。

 第4セットは序盤からカナダのサーブに翻弄(ほんろう)されリードを許したものの、石川の3連続ポイントで逆転に成功。その後は競り合う展開が続いたが、西田、山内のスパイクが決まってリードを広げて24―20でマッチポイント握ると、最後は西田のサービスエースでこのセットを取り切った。

 最終セットは相手の強固なブロックを崩せず、涙をのむ結果となった。

 日本はすでにパリ五輪の出場権を獲得しているが、五輪の1次リーグの組み合わせはネーションズリーグ予選ラウンド終了時の世界ランキングによって決定するため、上位で大会を終えることが求められる。五輪1次リーグは開催国で21年東京五輪金メダルのフランスがA組、世界ランキング最上位がB組、同2番目がC組に入り、以降は同ランキング上位順に3チームずつのポットに分かれ、A~C組に振り分けられる。日本は上位国との対戦が少なくなる世界ランキング5位以内を目標に掲げている。

 ▼石川祐希  カナダのサーブがよかったのと、僕たちが耐えられなかった。なかなか難しい試合だった。相手のサーブもコースは分かっていたし、僕の所に狙って来ていたので、僕のサーブレシーブが不安定だった。改善しないといけない。負けた後の次の試合の入りが大事になる。すぐに切り替えて悪かったところを反省して臨みたい。

 

 ▼西田有志 ブロック位置の修正が遅れて後手になったかなという印象です。ずっとスパイクはディープに打ち続けることを意識していた。石川選手、高橋藍選手のマークが厳しくなるのは分かっていたので、自分がムードを引っ張る状況を作りたかったが、そこが足りなかった。(次戦オランダ戦まで)中2日空くので、課題を修正して。こういう状況は必ずあると思うので、やるべきことを明確にして臨みたい。謙虚にチーム全体で前進していきたい。

話題のニュース

・ロシアのプーチン大統領は19日未明、北朝鮮に到着した。タス通信によると、金正恩(キムジョンウン)総書記が空港で出迎えた。両氏は同日、首都平壌で首脳会談に臨む。両国は戦略的パートナーシップ条約に署名する見通しで、国連の北朝鮮への制裁決議が禁じる軍事分野や、エネルギー取引などの協力拡大が明記されるかに注目が集まっている。

 プーチン氏の訪朝は2000年以来、24年ぶり。昨年9月、ロシア極東で開かれた首脳会談で金氏から招待されていた。19日昼に歓迎式典があり、首脳会談などを行った後、メディアに対して会談結果に関する声明を発表するという。プーチン氏は北朝鮮に滞在後、ベトナムを訪問する。

 到着に先立ち、プーチン氏はパートナーシップ条約への調印が「適切だ」とする大統領令に署名した。インタファクス通信によると、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は、条約には経済や安全保障などの分野が含まれると言及。1対1の首脳同士の会談に多くの時間が割かれ、必要に応じて他の閣僚らが参加するという。「最も重要で機微に触れる問題を議論する」としている。

 一方、北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、18日付の1面でプーチン氏の寄稿を掲載。それとともに、プーチン氏の北朝鮮訪問を「熱烈に歓迎する」とする社説を掲げ、24年ぶりとなる訪朝について「善隣友好関係を新たな高い段階へと発展させていくうえで、大きな意義を持つ契機となる」などと評価した。

 ロシアはウクライナ侵攻後、北朝鮮との関係を急速に深めている。米欧による制裁を受け、ロシア、北朝鮮ともに世界的な孤立が深まるなか、北朝鮮からロシアへの弾薬などの兵器供給や、ロシアの人工衛星打ち上げ技術、エネルギーの北朝鮮への提供などが議論される可能性がある。

 プーチン氏は昨年9月、北朝鮮のロケット開発に協力する用意があると表明し、金氏は最新鋭ミサイルなども視察。両国は外相らが相互に訪問するなど、プーチン氏訪朝へ準備を進めてきた。

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