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3分で読める本日の注目ニュース(2024年9月17日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・国内菓子メーカーがチョコレート原料のカカオ確保に奔走している。主要産地アフリカ西部の天候不順で供給が減り、相場が高騰する「カカオショック」で、商品も値上げを迫られた。ライバル会社と共同で産地での生産性向上試験に取り組み、カカオ細胞の培養技術を持つ新興バイオ企業への出資にも乗り出した。カカオの代替素材にも関心が集まっている。

 ロッテは業務用チョコ大手の不二製油などカカオ関連企業4社で、ガーナでの土壌改良試験を10月以降に実施する予定だ。カカオの実からチョコの原料を取り除いた部分を炭にし、畑にまくと生育を助ける効果が期待される。競合企業が協力した試験は珍しいという。

芸能ニュース

・歌手のLiSAが13日(金)、ジャケット×ミニスカートコーデを披露した感情豊かなショットを公開した。

2010年、テレビアニメ『Angel Beats!』劇中バンドの歌唱を担当して人気を集め、11年にソロデビューしたLiSA。テレビアニメ『鬼滅の刃』のOP曲『紅蓮華』で大ブレイクを果たし、『炎』で2020年のレコード大賞を受賞した。

LiSAは13日、「ついに全国アリーナツアー #LiSAカクテルパーティー 開店ー!明日は初日大阪ー!てんこ盛りに詰め込んだからてんやわんやーーー!!もこれみんなと遊んだらぜったいたのしーーーからがんばりたいーーー!どうしようー!たのしみとふあんときんちょうーーー!って言う気持ちの写真です ねりねり楽しんでくれるといいなぁーーー!!初日大阪!よろしくお願いしまーーすっ!」とInstagramを更新。ライブ前の感情を豊かに表現したショットを大量公開した。

投稿には「最高に楽しんでいきましょーーーーっ!!」「私達もめっちゃ楽しみ」「めっちゃいい笑顔」「弾ける笑顔!かわちい!」「鬼かわいすぎて」など多くのコメントといいねが寄せられている。

スポーツニュース

・「広島2-11DeNA」(16日、マツダスタジアム)

 広島・新井監督が試合後、DeNA・三浦監督に謝罪したことを明かした。

 前日の試合で五回に常広が山本に死球を与えた。一夜明け、右手尺骨の骨折が判明し今季絶望の診断がくだっていた。試合前のメンバー表交換で「骨折と聞いて、メンバー表交換のときに三浦監督に『すみませんでした。申し訳ありません』と謝罪しました。申し訳ない」と明かした新井監督。試合前の時点で両チームのわだかまりを解くため、頭を下げた。

 15日の試合では秋山の死球を巡って乱闘騒ぎも勃発した。8月にも大瀬良が宮崎に死球を与えて一触即発の状態となっていた中、新井監督が頭を下げた形となった。

 三浦監督は試合後「メンバー交換の時ですが。それはいろいろ、話はしましたが。試合前はいろいろ話はしました」と語り、詳細については多くを明かさなかった。

話題のニュース

・神奈川県の茅ケ崎市立小学校で5月、2年生の女子児童が学校内で複数の6年生の男子児童に下半身を触られる性的被害に遭い、保護者が学校側の対応に不信感を募らせている。学校側は被害を認識しながら、その後の学校行事で女児と加害者を鉢合わせさせるなど配慮に欠く対応を重ね、女児が心の傷を負う2次被害にも発展した。児童間の性的被害が表面化するケースは珍しく、性暴力問題に詳しい専門家は「学校現場が被害者保護だけでなく、加害者指導にも責任を持たなければ再犯する恐れがある」と指摘している。  

 女児の保護者によると、女児は休み時間に友人と学校の図書室にいたところ、6年生の男児3人が近づいてきて、服の上から下半身を複数回に渡って触わられたという。女児が友人とやりとりしたSNSを保護者が見て発覚。学校に連絡し、加害男児3人の保護者との話し合いの場が持たれた。2人は体に触ったことを認め、「女性の体に興味があった。以前も(他の女児に)いたずらしたことがある」と説明したという。

 同市教育委員会は神奈川新聞社の取材に「複数の男児が女児の体に触れたことは事実だが、人数や体の部位は言えない」と回答した。また、保護者は茅ケ崎署にも被害を相談。ただ14歳未満の「触法少年」は刑法の定めで刑事罰に問われることはないという。

 その後、6月に学校で津波被害を想定した避難訓練が行われ、2年生は上階の6年生の教室に教員の誘導で避難。女児は加害男児と同じ教室に連れて行かれ、男児の姿を見たことから体調が悪化。40度近い高熱を何度も繰り返して学校を欠席することが多くなり、医師からは心的外傷による急性ストレス障害と診断された。

 女児は「暗くなると足元から手が伸びてくる気がする」と悪夢におびえ、学校では女性職員の付き添いなしで一人でトイレに行くこともできなくなった。しかし、担任の男性教諭から「トイレまで(加害者が)来るわけないだろ」などと言われ、心の傷を深くしたという。

 さらに7月の夏休み前に女児が1人で呼ばれ、複数の教員が加害男児の「反省の言葉」を代読するのを聞かされた。事前に保護者にも市教委にも相談なく行われ、女児は「(男児らに)もう関わりたくない」と再び恐怖心を抱いたという。

 市教委は取材に対し、「学校側が良かれと思ってやったことが結果的に女児を傷付けてしまった。学校側の対応に度重なって配慮が足りていなかった」と釈明した。一方、保護者は「学校側は自分たちの保身ばかり。性的被害がどれだけ心を傷付ける重い事件なのか向き合い、調査や他の保護者への公表など再発防止の姿勢を見せてほしい」と訴えている。

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