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3分で読める本日の注目ニュース(2024年3月11日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ゼリー飲料市場が1000億円あるいは1000億円近しい規模へと拡大している。

 インテージSRI+によると2023年(1-12月)ゼリー飲料市場の販売金額は前年比9.9%増の990億円。

 同市場は、コロナ禍の外出自粛で20年に落ち込みをみせたものの、21年から再び拡大基調にある。

 これには、コロナ禍による自宅療養やワクチン接種時の体調管理ニーズで、これまでゼリー飲料を飲んだことのなかった新規ユーザーを取り込み定着化が図れたことに加え、23年からの本格的な行動制限の緩和で通勤時・スポーツ時などと飲用機会が増えたことが要因とみられる。

 この潮流の中、主要各社は多様化するニーズに対応。トップブランド「inゼリー」(森永製菓)の4-12月販売金額は8.5%増を記録。コンビニとドラッグストアーでの店頭回転が好調に推移し、アイテムとしては“考えるためのエネルギー”として「ブドウ糖」がブランドの成長に貢献した。

 「ブドウ糖」の直近の動きとしては、将棋の藤井聡太棋聖が対局中に愛飲していたことが話題となり、特に受験生からの支持拡大が需要増を後押ししているとみられる。

芸能ニュース

・演歌歌手徳永ゆうき(29)が、10日放送のフジテレビ系「千鳥の鬼レンチャン」のスペシャルに出演し、9日に一般女性と結婚したことを発表した。

 楽曲のサビを音程などを外さずに10曲連続で歌いきると100万円を獲得できる「サビだけカラオケ」に挑戦。スタッフが“極秘情報”として「3月9日に入籍されるんですよね?」とバラされる形での発表となり、徳永も「もう知ってんだ…はい」と苦笑いしつつ「結婚させていただきます」と報告した。「10レンチャン達成したらご祝儀…」とMCの千鳥らに懇願したが、結果は6曲目で失敗した。

 放送での発表後、コメントも発表。直筆で「私、徳永ゆうきは一般女性の方と入籍させていただきましたことをご報告させていただきます。お互いに歌が好きで、私の仕事にも理解があり、一緒に過ごしていて波長が合う方で、いつもそばで支えてくれて一喜一憂してきました」と報告した。

 さらに「これからは2人で協調運転で常に明るく楽しい高速進行な家庭を築いていきます」と大の鉄道マニアらしくつづりつつ「まだまだ未熟ではありますが、より一層成長できるよう感謝の気持ちを忘れずに大好きな歌を届けていきたいと思います。今後ともご指導鞭撻(べんたつ)のほどよろしくお願い致します」とした。

 徳永は13年11月にデビュー。演歌歌手としての活動だけでなく、趣味は「撮り鉄」の大の鉄道マニアとしても知られ、バラエティー番組にも数多く出演。役者としても活動し、NHK連続テレビ小説「エール」(20年)、「カムカムエヴリバディ」(22年)では、ひなた(川栄李奈)の同級生で、同じ商店街の荒物屋の息子赤螺吉之丞(あかにし・きちのじょう)役を演じ、話題になった。

 「千鳥の鬼レンチャン」には、番組開始の20年から複数回出演。「サビだけカラオケ」では、千鳥からいくどとなくイジられるなど、愛嬌(あいきょう)のあるキャラクターで親しまれている。

スポーツニュース

・全日本プロレスは10日、フリーのプロレスラー、吉江豊さんが死去したと発表した。50歳だった。死因などは不明。

 吉江さんはこの日、地元・群馬のGメッセ群馬メインホール(高崎市)で行われた全日本の大会に出場。第3試合のタッグ戦で井上凌と組み、大森北斗&崔領二と対戦した。試合は北斗組が勝利していた。試合後の控室で容体が急変し、高崎市内の病院に救急搬送され、そのまま帰らぬ人になったという。

 群馬・前橋市出身で1994年12月9日の新日本プロレス徳島大会(対小島聡)でデビューした吉江さんは、無我ワールド、ドラディションを経て2009年にフリーに転向。新日本のIWGPタッグ王座のほか、全日本の世界タッグ王座の戴冠実績がある。

 180センチ、150キロの巨漢を武器にリングを所せましと暴れ回り、その愛くるしい性格からファンからも愛された。 

話題のニュース

・東日本大震災から3月11日で13年が経ちます。

インフラなどの整備が着実に進む被災地もある一方で、福島県を中心におよそ3万人が今なお避難生活を余儀なくされるなど、震災の影響は色濃く残っています。

昨年は福島第一原発の事故で発生した放射性物質を含む汚染水から、トリチウム以外の放射性物質を規制基準以下まで取り除いた「ALPS処理水」について、東京電力が初めて海洋放出を行いました。また、帰還困難区域においては、福島県大熊町と双葉町の一部に設定された特定帰還居住区域で除染が開始されるなど、避難指示の解除に向けた取り組みが進められています。

今年は元日から能登半島地震が発生し、地震や津波の恐ろしさを改めて実感することとなりました。東日本大震災での経験を能登半島地震の被災地復興へ生かそうという声も聞かれています。発生から13年、震災の記憶を継承し、被災地の今を知り続けることは、災害大国で暮らす私たちが、次の災害に備えることにつながります。

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