3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月9日): 経済、芸能、スポーツ、話題
経済ニュース
・4月末から5月にかけて、政府と日本銀行が2回にわたって、為替介入を行ったことが、政府関係者への取材でわかりました。
歴史的な円安基調の中、外国為替市場では、4月29日に34年ぶりとなる1ドル=160円台になったあと、一転して円高方向に変動したほか、5月2日の早朝にも円が急騰しました。これを受け、市場関係者の間では、政府・日銀が合わせて8兆円規模の為替介入を実施したとの観測が広がっています。
そうした中、政府関係者はテレビ東京の取材に対し、政府と日銀が4月29日と5月2日の2回にわたって、為替介入を行ったことを認めました。
日銀の植田総裁は、7日の岸田総理大臣との面会後、「最近の円安について、日銀の政策運営上、十分に注視することを確認した」と述べましたが、これは、政府と日銀が連携を強化し、円安に毅然として対応することをアピールする狙いがあったということです。
芸能ニュース
・フジテレビ堤礼実アナウンサーが、ディズニーリゾートの新エリア「ファンタジースプリングス」を体験取材した様子が、キャスターを務める夜のニュース番組「FNN Live News α」で9日に放送された。
カチューシャ&Tシャツ姿で「行ってきます!」「空飛んでいきましょうか?」とキャスターの時とは別人のテンション。
「ミーコ?ねえ、あれミーコ?ミーコいる!」と走り出し、滝が流れるエリアに、岩に彫られたキャラクターがいると大興奮し、自撮り。熱い感想が長くなり、映像が早送りされる一幕も。
ネットでも「ウッキウキにはしゃいでるのマジ可愛くて草 別人だろw」「いい感じにヲタ感滲み出てて最高」「何だこれ 1人でカチューシャ浮いてるぞ笑」「ガチで楽しみまくってるな」「完全に仕事を忘れている堤アナ」「堤アナとデートさせてくれる神番組すぎるだろ」と反応する投稿が集まった。
スポーツニュース
・「阪神1-3広島」(8日、甲子園球場)
甲子園が最も揺れた場面は同点の七回表、2死三塁だった。終盤の勝ち越し機で広島・新井貴浩監督は9番・大瀬良に代打を出さず、打席に送り込んだ。
この采配に甲子園のスタンドはざわついた。大瀬良は6回を1失点に抑え、球数は95球。昨オフに右肘手術を受けており、ここで交代も十分に考えられた。実際にヒーローインタビューで大瀬良自身も「正直、代わるのかなと思っていた」と語ったほどだ。
代打を送らなかったことで広島ファンよりも阪神ファンのどよめきの方が大きかった。広島はビジターで先攻。先に得点したい思いはあったはずだ。それでも新井監督は我慢。大瀬良は三振に倒れ無得点に終わったが、あえて打席に送り込んだ理由を説明した。
「あれは1アウト三塁とか、そういうビッグチャンスの状況だったら代打を出していました。2アウト三塁になったんだけど、あそこはビッグチャンス以外は大地で行くと決めていたので」
仮にチャンスを生かせなくても「大地で終わっても次の回は先頭のアキ(秋山)からというのもあったので。あと大地の今日のピッチングというのを見て判断しました」と説明した指揮官。その読み通り、大瀬良は七回裏を三者凡退に抑え、八回に小園、末包の連続タイムリーで2点を勝ち越し。大瀬良は今季初勝利をつかんだ。
勝ちをつけてあげたい思いもあったか?の問いに「もちろん。当然ね、それはありました。自分もあったし、野手もそう思っていたと思いますよ」と新井監督。野手の気持ちを奮い立たせる大瀬良続投で阪神に連勝。勝率5割に復帰し、3位に浮上した。チームを「家族」と形容するなど、選手のモチベーションを大切にする新井采配。その一端が垣間見えたようなゲームだった。
話題のニュース
・海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」をドローンで撮影したような動画がSNSで拡散した問題で、映像を分析した防衛省が、ドローンが上空に侵入して撮影した可能性があるとみていることが8日、関係者への取材で分かった。当初は偽動画との見方もあった。9日に開く自民党の国防部会と安全保障調査会の合同会議で報告する。
動画は神奈川県横須賀市に停泊中のいずもの上空を通過しながら撮影したとみられる内容で中国のSNSに投稿された。海自横須賀地区では無許可のドローン飛行が禁止されている。木原稔防衛相は4月2日の記者会見で「悪意を持って加工、捏造された可能性を含め、現在分析中だ」と述べていた。