株式会社アゲル

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最近の記事

クラス6【分析力】前提条件4つの論理推論テスト

前提条件が4つあるときの論理推論のポイント ・結論は、妥当な流れで導かれているか? ・結論は、なにかの前提によって崩れることはないか? 以上の2つをふまえて、これらの問題に取り組んでみてください。 Part1 Part2 Part3 Part4

    • クラス6【共感力】話がなぜか伝わらない原因(視点転換)

      ■序論 「情熱を持って仕事に取り組んでいるのに、なぜか相手に伝わらない」「プライドを傷つけずに改善点を指摘したいが、どうしても相手の反発を招いてしまう」。こうした状況に悩むことはありませんか?これらの問題は、共感力の一部である「視点転換」の欠如が原因かもしれません。  視点転換とは、相手の立場に立って物事を捉え、その視点から解決策や行動を見直す力です。このスキルが欠けていると、自分の視点からだけでコミュニケーションが進み、相手にとって受け入れにくい提案や改善策となってしまい

      • クラス7【モチベーション】責任感の養成

        序論 個人のビジョンと会社のビジョンが一致したとき、モチベーションは最高潮に達します。責任感を持たせるための方法として、企業側ができるアプローチは、従業員が自身のビジョンを早期に形成できるようサポートすることです。これにより、従業員は自分の役割を理解し、自発的に責任感を持って行動することが可能となります。 本論責任感の幅と段階  責任感は一つの線上に存在するものではなく、小さなものから最高レベルのものまで幅広い段階があります。具体的には、モチベーションレベルの1から4まで

        • クラス7【モチベーション】好奇心の解放

          序論チームのモチベーションを上げるためには、好奇心の解放が重要です。しかし、ここで二つの疑問が浮かび上がります。 好奇心は意図的に持たせることができるのか? 好奇心は年齢を重ねた後でも強くなるのか? 本論では、好奇心の正体について考察し、これらの問いに答えていきたいと思います。 本論【好奇心の定義】 進化心理学によれば、好奇心は生存や繁殖に適応するために進化した本能的な特性です。人間は未知の環境に対して自然に興味を持ち、それを探索することで有用な情報を集め、生存に有

        クラス6【分析力】前提条件4つの論理推論テスト

          クラス6【リーダーシップ】集団のパフォーマンスを上げる公式

          序論集団のパフォーマンスを最大化するためには、リーダーのスキルと情熱が不可欠です。個人のモチベーションも重要ですが、それを引き出し、最大限に伸ばすのはリーダーの情熱です。この結論に基づき、リーダーの役割と個人のモチベーションとの関係を本論で解説します。 本論集団パフォーマンスを数値化するために、以下の公式を使用します。 集団パフォーマンス = A ×(B1 + B2 + B3) リーダーA:リーダーの能力(リーダーシップ力 + 観察力 + 共感力 + 分析力)の合計。

          クラス6【リーダーシップ】集団のパフォーマンスを上げる公式

          クラス6【リーダーシップ】ミーティングの進め方(PDCACAサイクル)

          序論業務の効率化と継続的な改善を行う上で、従来のPDCAサイクルは多くの企業や組織で採用されてきました。しかし、現代のビジネス環境では、より柔軟で迅速な対応が求められます。このため、評価と改善を強化し、短いサイクルで改善策を実行に反映する「PDCACAサイクル」の導入が効果的です。このサイクルでは、従来のPDCAにおける計画と評価をより頻繁に行い、現場での迅速なアクションを促進する仕組みが組み込まれています。本稿では、PDCACAサイクルの特徴と、その効果的な回し方について考

          クラス6【リーダーシップ】ミーティングの進め方(PDCACAサイクル)

          クラス4【リーダーシップ】リーダーシップ幻想論

          序論 リーダーシップは、組織の目標達成をサポートし、部下の成長を促すために重要な役割を担っています。しかし、現実にはリーダーに完璧を期待することは非現実的であり、すべての状況で理想的なリーダーシップが発揮されるわけではありません。このギャップが「リーダーシップ幻想論」を生む原因となり、組織や個人に弊害をもたらします。本論では、リーダーシップ幻想論の定義とその弊害、そしてそれに対する対策について、MECEの観点から整理して論じていきます。 本論リーダーシップ幻想論の定義 リ

          クラス4【リーダーシップ】リーダーシップ幻想論

          クラス3【人的資本】稼ぐ力の伸ばし方

          序論稼ぐ力は、人的資本とも呼ばれ、個人が持つスキルや能力、知識の総和です。しかし、どのスキルを重視し、どのようにしてそれを向上させていくかは、状況に応じて異なります。本論では、稼ぐ力を高めるためには洞察力とリーダーシップを伸ばすことが最も重要であり、さらにそれらを伸ばすためには「情熱」が不可欠であるというテーマに基づいて、論理的に考察していきます。 本論【パフォーマンスの公式】 まず、稼ぐ力を発揮した後の成果を「パフォーマンス」とし、公式化すると、次のようになります。

          クラス3【人的資本】稼ぐ力の伸ばし方

          クラス6【リーダーシップ】リーダーシップの仮面とPDCA

          序論 リーダーシップの定義は、リーダーシップの仮面を被り、PDCAサイクルを通じてお客様満足と利益の追求を図り、部下の成長を促しながら組織全体の目標達成を支援する能力です。リーダーは、個々の行動だけでなく、組織全体に良い影響を与えるべく、責任感や感情コントロール、具体的な指示力を発揮し、効率的なプロセス管理を行うことが求められます。本論では、リーダーシップの要素とPDCAサイクルを通じたリーダーの役割について詳しく考察します。 本論①リーダーシップの仮面を被れている  リ

          クラス6【リーダーシップ】リーダーシップの仮面とPDCA

          クラス7【洞察力】分析力の定義と5つの要素

          序論: 分析力の定義 分析力とは、情報収集、情報整理、情報解析、仮説構築、および仮説検証のプロセスを通じて、問題や課題に対して適切な判断を行い、効果的な意思決定を導く能力です。現代の複雑なビジネス環境や、変化の速い状況において、正確かつ迅速な意思決定を行うためには、分析力が不可欠です。この力は、単なる知識の積み重ねではなく、情報を収集し、整理し、合理的に解析することで、新たな洞察や解決策を導き出す能力として定義されます。本論では、分析力を構成する要素について詳しく解説し、最後

          クラス7【洞察力】分析力の定義と5つの要素

          クラス4【コミュニケーション能力】共感力の定義と4つの要素

          序論  共感力とは、他者の立場に立って物事を考え、感情的な側面を理解し、それに基づいて適切な行動や表現をする能力です。単に相手の感情を共有するだけでなく、相手が置かれた状況やニーズを把握し、その理解を元に相手に対して適切に反応する力が共感力の本質です。ビジネスや日常生活においても、共感力は他者との信頼関係を築き、コミュニケーションを円滑に進めるための重要なスキルです。  本稿では、共感力を構成する4つの要素、「相手に対する興味・関心」「感情的共鳴」「視点転換」「共感の表現」

          クラス4【コミュニケーション能力】共感力の定義と4つの要素

          クラス3【経営理念】お客様満足追求 ホスピタリティについて

          序論 顧客満足度向上を目指す多くの飲食店で使用されている用語「QSC」(Quality, Service, Cleanliness)ですが、当社はこの度「QHC」(Quality, Hospitality, Cleanliness)へと変更したいと思います。この変更の背景には、ホスピタリティが単なるサービスや清潔さを超えた、顧客体験の土台となる要素であるという認識の高まりがあります。また、クラス6以上に求める洞察力について、ホスピタリティはまさに洞察力とほぼ同義と捉えることが

          クラス3【経営理念】お客様満足追求 ホスピタリティについて

          クラス5【経営理念】みんなが楽しい組織(アルバイト編実践)

          序論 組織内で「みんなが楽しい」と感じる環境を作るためには、「働くための基礎条件の整備」、「心理的安全性の確保」、「チームへの帰属意識の醸成」を満たすことが重要です。特にアルバイトが退職する理由として多く挙げられるのは、「チームへの帰属意識の醸成」と「心理的安全性の確保」に関連する問題です。「働くための基礎条件の整備」も見落とされがちですが、シフトの少なさが原因で退職するケースもあるため、注意が必要です。つまり、職場の雰囲気が良く、誰も不機嫌になって雰囲気を壊さない環境を整え

          クラス5【経営理念】みんなが楽しい組織(アルバイト編実践)

          クラス4【経営理念】みんなが楽しい組織の定義

          序論 「みんなが楽しい組織」という概念に対しては、「仕事に楽しさは不要である」とか、「全員が楽しいのは無理だ」といった意見があります。また、「楽しさ」という言葉自体が抽象的で、具体的に何をすればよいのか分からないという声も少なくありません。  しかし、「みんなが楽しい組織」を難しく考える必要はありません。アルバイトスタッフ全員に対して、マズローの欲求階層のうち下位の三つの欲求を満たすことに集中するだけで良いのです。 本論 私たちの組織では、マズローの欲求を元に再定義した三つ

          クラス4【経営理念】みんなが楽しい組織の定義

          クラス7【経営理念】みんなが楽しい組織(正社員編)

          序論 みんなが楽しい組織の定義が分かりにくい理由の一つに、アルバイトスタッフと正社員で求められる基準が異なる点が挙げられます。アルバイトスタッフの場合、組織が下位3つの欲求を満たしていれば「楽しい」と感じる一方で、正社員にとっては5つの欲求全てが満たされることが求められます。本論では、正社員にとっての「楽しい組織」を構成する5つの欲求を満たすための具体的な施策について考察し、最後に陥りやすい問題点とその解決策についても述べます。 本論 レベル1.働くための基礎条件、レベル

          クラス7【経営理念】みんなが楽しい組織(正社員編)

          クラス5【経営理念】3つのバリューの優先順位のつけ方

          序論 飲食店の運営において、顧客満足度の向上、スタッフが楽しめる職場環境の構築、そして利益を追求する「数字の意識」は、いずれも重要な要素です。しかし、これらの価値観をどのようにバランスを取って優先するかは、チームの状況や発展段階に応じて変わるべきです。本論では、飲食店のチームを「新生期」、「発展期」、「成熟期」の3つのサイクルに分類し、それぞれの段階での適切なバリューの優先順位とその理由について考察します。また、これらの優先順位を適切に理解しないことで発生する問題についても言

          クラス5【経営理念】3つのバリューの優先順位のつけ方