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「阪急電鉄のロミオとジュリエット」

大阪のヤンキーと、京都のお嬢様の恋。

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大阪。治安の悪い地域に住むヤンキーの蓮太郎。
京都のヤンキー彼女の元へ行く途中、京都のヤンキーと、絡まれているユリ(お嬢様学校の制服を着ている)を発見。絡まれて喧嘩になる。
結果的にユリを助ける形になった。血が出ている蓮太郎にハンカチ差し出すユリ。
「なんやねんこら」と顔を上げる蓮太郎。ユリの冷たい目に恋に落ちる。
「返さなくてええよ」とユリは去る。呆然とする蓮太郎。

そのままヤンキー彼女に別れを告げる蓮太郎。
彼女も相当な悪で、ケジメとしてリンチに合う。
学校前で待ち伏せしてユリを発見し、ハンカチを返す。
告白すると、なんと、OKされ、付き合うこととなった。
不思議がりながらも有頂天の蓮太郎。家に連れてきて、家族大騒ぎ、など。

が、自分の行動をきっかけに京都ヤンキーとの抗争が激化していく。
ユリ、人質に取られる。
助けに行き、怪我をしたユリを見て逆上し、ボッコボコにする蓮太郎。
ユリを家に送り届け、別れ話をする。
「あんた人のこと舐めとんの?」とキスなど。
父親に発見され、激怒。蓮太郎はさらにボッコボコに。
「君みたいなもんがうちのユリと釣り合うわけがないだろ」など正論。
ユリはさらに厳しく管理されることとなった。

勉強に打ち込む蓮太郎。家族に茶化される。
京都の元カノ、ユリに嫌味を吐きに行くと、逆にユリに捕まり、蓮太郎に渡して欲しい、と手紙を受け取る。
「バカにしとんか」など。捨てようとするが、ユリの冷たい真っ直ぐな目に折れて、蓮太郎に渡しに行く。

蓮太郎、手紙を受け取り、内容を見てユリの家へ。
バルコニー越しに会話。
ユリは、自分は、状況に酔っている女であると蓮太郎に伝える。
厳しく育てられたから、そういう劇的な刺激を味わいたい、など。
「して、満足したらあんたを捨てるんや」など。
蓮太郎、駆け落ちを提案する。「東京にでも行こうや」
明々後日、大阪駅から東京へ行くと約束する。
見つかりそうになり逃げる蓮太郎。「かなんわ」

次の日、大阪のヤンキー仲間が京都ヤンキーに半殺しにされる。
勉強に打ち込んでいた蓮太郎、俺には関係ない、と無視する。
次の日、さらに仲間が襲われ、蓮太郎はキレそうになりながらも耐える。
約束の日が来る。
蓮太郎はこのままユリと東京に逃げるつもりであったが、元カノがボコボコにされたことを知る。痛々しい元カノ。
「東京は遠いで」など言われ、ブチギレる蓮太郎。

京都へ向かう蓮太郎とヤンキーたち。
阪急電車ですれ違うユリと蓮太郎。

大阪駅の改札で待ちぼうけのユリ。
鴨川デルタで大喧嘩のヤンキーたち。
蓮太郎、刺される。

終電が過ぎて、京都へタクシーで帰るユリ。
原付で大阪駅へ向かう蓮太郎。すれ違う。
蓮太郎、意識が遠くなり、事故る。

ユリ、何事もなかったかのように登校。
ズタボロ蓮太郎が待っているのを見て、避ける。
追いかける蓮太郎。
「あんたなんなん」
蓮太郎、必死に謝る。
「楽しそうやね」
蓮太郎、再びデートに誘う。
ユリは冷たい目で微笑んで「考えとくわ」と伝える。

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檸檬
読んでいただきありがとうございます。血が沸騰していますので、本当にありがとうございます。